岡田麿里×ヤマコの劇場アニメ、斉藤壮馬や内山昂輝らが“モテメン甲子園”へ挑む
劇場アニメ「キミだけにモテたいんだ。」が、10月25日に全国公開されることが決定。併せてキャストおよびスタッフ情報、ポスタービジュアル、特報PVが一挙解禁された。
「キミだけにモテたいんだ。」は秋元康と日本テレビのプロデュースにより、2018年に始動したオリジナルアニメ企画。見た目はいいがどこか残念な男子高校生5人がワケありのお嬢様に率いられ、“モテメン甲子園”優勝を目指す青春劇が展開される。脚本構成は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」の岡田麿里が担当し、多感な高校生の葛藤と成長を描き出す。キャラクター原案はクリエイターユニット・HoneyWorksのヤマコが担当した。
このたび“中二病”を拗らせていると噂されモテない古田時夫役を斉藤壮馬、行動が子供すぎてモテないアシモこと葦田茂一役を内山昂輝が演じることが明らかに。また見た目がかわいすぎるためにモテない戸島幸太郎役を富園力也、人間に興味がないためモテない佐橋亜紀役を松岡禎丞、ヒロインのホリコに執事のように付き従い、モテの指導を行う後藤田駿役を梅原裕一郎、お金持ちのお嬢様・ホリコこと堀ノ宮早紀子役を石川由依、司会役を梶裕貴が務める。スタッフとして、監督を「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」助監督の久藤瞬、制作をSIGNAL.MDが担当することが新たに発表された。キャストおよび久藤監督、岡田からはコメントも到着している。
またポスタービジュアルにはホリコと、青空のもと校舎の階段に集った時夫ら5人の姿がお目見え。特報PVでは1通のメールをきっかけに出会うホリコら6人の姿が映されている。
久藤瞬(監督)コメント
5人の高校生達がひと夏に、経験したことの無い感情たちと出会い、受け止め、そして答えを導き出していきます。
そういった1つ1つの気持ちの動きを丁寧に描くよう心掛けました。
また、昨今多くある青春群像劇の作品の中でも、チャレンジングな表現を多く取り入れており、見応え十分な映像となりました。
5人の成長していく姿を、是非劇場でご覧ください。
宜しくお願い致します。
岡田麿里(脚本構成)コメント
今回のお話をいただいたとき、企画書に書かれたタイトルに「おお!」となりました。
テンションの軽い『モテたいんだ』に『キミだけ』がつくと、いきなり不器用で前のめりな印象になるなぁと。
モテという状況以前に、『誰かを好きになる』ことにすら手探り。恋への理想はあるけれど、今はまだ男同士でバカ騒ぎするのが楽しい……そんな少年達の夏が、久藤監督と熱意あるスタッフたちの手で、暑くて熱い映像作品になりました。
ぜひ、劇場でお楽しみいただければ幸いです。
斉藤壮馬(古田時夫役)コメント
役柄について
トキオは、周りから中二病をこじらせていると思われていて、自分でも人とフランクに関わるのが少し苦手だと思っている男の子。人との距離感を測りかねているからこそ、誤解を受けることも多くて。でも、モテメン部のメンバーと出会い、活動していくことによって、だんだん気持ちが外に向かっていきます。
作品の見どころ
最初に、監督から“この物語は、男の子たちが一緒に頑張ることで成長を遂げることが軸のひとつになっている”と説明を受けました。努力することで100%うまくいくということはないかもしれないけれど、何か目標を持って努力する様や過程を見せることが大事だということかなって思います。
内山昂輝(葦田茂一役)コメント
役柄について
僕が演じたアシモは、ちょっとバカっぽいところもあるんですが、とにかく元気で、熱血で。年齢のわりに幼いところがあると説明を受けていたのですが、僕自身はこれまでそういう役柄をあまり演じてきたことがなかったので、今回、新たなチャレンジになりました。
作品の見どころ
モテメン部のメンバーは、基本的に巻き込まれる形でモテる努力をしていくけど、後半は女生徒からもチヤホヤされるようになっていく。でも、それって幸せなことなのかなって疑問を持つようになるんですよね。最初は軽薄な始まり方だったのに、難しい問題にぶつかるんです。
富園力也(戸島幸太郎役)コメント
役柄について
コータローは、小学校の頃から女の子からもかわいいと言われてきたような見た目の男の子。かわいすぎて、逆にモテないキャラクターです。男らしくないことにコンプレックスを持っているのですが、モテメン部の仲間や、ヒロインのホリコと出会うことで気持ちの変化だったり、成長を感じさせてくれる役柄だと思います。
作品の見どころ
今回、僕にとって初めてのアフレコだったので、共演者のみなさんに感謝しかありません。特に、亜紀役の禎丞さんには、いろいろとアドバイスもいただいたので、幸太郎と亜紀の掛け合いはぜひ注目していただきたいです。
松岡禎丞(佐橋亜紀役)コメント
役柄について
今回、亜紀くんを演じさせていただきました。あまり女性に興味がないというか、かと言って男性が好きというわけでもないキャラクターというか……。外見からはチャラいイメージがある彼ですが、熱くなるような場面でも、意外と冷静だったりするので、じつは周りをしっかり観察しているんだと思います。チャラい外見に騙されないようにしてもらいたいですね(笑)。
作品の見どころ
この物語は、“モテメン甲子園”っていうのが存在する世界線なんだなって納得しました(笑)。野球の甲子園のように全国でバトルが行われているって考えたら、おもしろいですよね!実際にキャキャー言われているようなアイドルの方々の葛藤も垣間見ることができるのではないでしょうか。
梅原裕一郎(後藤田駿役)コメント
役柄について
物語序盤の駿はほかのキャラクターより大人びている印象があると思います。モテメン部結成の理由を握るキーパーソンであり、執事という立場もあったりして。ただし、そんな彼にも未熟なところはあって、感情もコロコロ変わっていきます。心理状況を語られることが多いキャラクターでもあったので、演じやすかったですし、観客のみなさんに見てもらいたいポイントでもあります。
作品の見どころ
まず、台本を読んだときに思ったのは、“モテメン甲子園”というワードの強さ!昨今、投票を使ったエンタメコンテンツも多いので、そういうことが好きな人も楽しめるんじゃないかなと思います。
石川由依(堀ノ宮早紀子役)コメント
役柄について
お金持ちのお嬢様で、お嬢様ならではの強烈な発言もあったりもしますが、本人には全く悪気はなく、思ったことを真っ直ぐに伝えられる、素直な子なんだと思いました。
作品の見どころ
モテるために一生懸命になる男の子…これだけ聞くとちょっとおバカな感じがするかもしれませんが、きっと高校生男子からすると、結構重要なことだったりするんですよね。
こういうことに必死になれるのは青春だなと思います。
劇場アニメ「キミだけにモテたいんだ。」
2019年10月25日(金)に全国ロードショー
スタッフ
監督:久藤瞬
脚本構成:岡田麿里
キャラクター原案:ヤマコ(HoneyWorks)
脚本:岡田麿里、和場明子、樋口七海
キャラクターデザイン:まじろ
モニターグラフィックスデザイナー:松根マサト
美術監督:峯田佳実
色彩設計:田中美穂
3Dディレクター:中島竜生
撮影監督:杉山大樹
編集:本田優規
音響監督:えびなやすのり
アニメーション制作:SIGNAL.MD
企画協力:Vizm
製作:「キミモテ」製作委員会
配給:東宝映像事業部
キャスト
古田時夫:斉藤壮馬
葦田茂一:内山昂輝
戸島幸太郎:富園力也
佐橋亜紀:松岡禎丞
後藤田駿:梅原裕一郎
堀ノ宮早紀子:石川由依
司会:梶裕貴
(c)2019「キミモテ」製作委員会