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北条司の実写映画「エンジェルサイン」新キャストに佐藤二朗やメカトロウィーゴ

北条司が総監督を務める実写映画「エンジェルサイン」が11月15日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて公開されることが明らかに。併せてキャスト情報とポスタービジュアルが解禁された。

「エンジェルサイン」は北条の描き下ろし作品と、ノース・スターズ・ピクチャーズが開催している「サイレントマンガオーディション」に寄せられた5作を実写化した長編オムニバス映画。北条が原作・監督を務めた「プロローグ」「エピローグ」と、それぞれ別の監督がメガホンをとった「別れと始まり」「空へ」「30分30秒」「父の贈り物」「故郷へ」から構成されている。全編通してセリフがなく、映像と音楽のみでストーリーが展開していく。

このたび「プロローグ」「エピローグ」を除く5作に出演する14人のキャストが明らかになった。愛する妻を亡くし、生きる希望を失った鉄道運転士と愛犬の物語「別れと始まり」では、夫役を緒形直人、妻役を菊池桃子が担当。幼くして母を亡くした娘に父親が贈ったロボットが起こす奇跡を描く「父の贈り物」では、父親役を佐藤二朗が演じるほか、キャストとしてメカトロウィーゴもクレジットされている。

また緒形、菊池、佐藤からのコメントも到着した。3人はそれぞれにセリフを用いない演技の難しさや魅力について言及。佐藤は「実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました」と述べている。またポスタービジュアルには、「プロローグ」「エピローグ」で松下奈緒とディーン・フジオカが演じる2人を中心に、5作の登場人物たちが映された。

緒形直人(「別れと始まり」夫役) コメント

セリフがない作品ということで演技に悩みましたが、セリフがない分、心の動きを表現できる喜びがあって、逆に想像力を働かせながら観ていただけるんじゃないかと思います。
またサイレントなので、楽しみでもありチャレンジでもありますが、監督にしがみつきながら演じています。

菊池桃子(「別れと始まり」妻役)コメント

サイレントムービーのため、手探りでわからないことも多かったですが、監督が頭の中に描いているイメージを信じて、楽しみながら演じました。言葉を使わないことで、より心に焦点があたるという感覚は、不思議で素敵なものでした。この新しい挑戦に参加できたことは幸せなことです。

佐藤二朗(「父の贈り物」父親役)コメント

世界中から寄せられたサイレントマンガを実写化し、色々な国の俳優がそれぞれの役を演じています。セリフがないからこそ世界中の人に理解してもらえるという試みがとても面白くて、参加させていただきました。実際に演じてみて、普段、言葉に依存しているということに改めて気付かされました。
共演した娘役のニーンちゃんは偶然にも息子と同じ7歳ということもあり、愛おしくて仕方ないです。(笑)

映画「エンジェルサイン」

2019年11月15日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて公開

企画:堀江信彦
総監督:北条司
監督:北条司、落合賢、ノンスィー・ニミブット、ハム・トラン、旭正嗣、カミラ・アンディニ
出演:松下奈緒、ディーン・フジオカ、緒形直人、菊池桃子、佐藤二朗、プレオパン・パンイム、ピポッブ・カモンケットソーポン、ブンイン・インルアン、ゴー・クアン・トゥアン、スアン・ヴァン、坂井彩香、ニーンナラ・ブンビティパイシット、メカトロウィーゴ、トゥク・リフヌ・ウィカナ、アビゲイル、吉田美佳子
製作:「エンジェルサイン」製作委員会
配給:ノース・スターズ・ピクチャーズ

(c)「エンジェルサイン」製作委員会