少年ジャンプ+にて連載されている三秋縋原作による田口囁一「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」の単行本1、2巻が本日7月4日に発売された。
「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」は三秋が同名のタイトルでWeb上で発表し、「三日間の幸福」と題名を改めメディアワークス文庫より刊行された小説のコミカライズ。毎日を無気力に過ごしていた主人公の青年クスノキは、ある日寿命を買い取ってくれるという不思議な店の噂を耳にする。生活する金に困り実際に店を訪れ大半の余命を売ってしまった彼は、残された3カ月という期間を、余命少ない者が自暴自棄にならぬよう監視するために派遣された女性・ミヤギと共に過ごすことになるが……。なお2巻には描き下ろしエピソード「存在の言うまでもない軽さ」が収録されている。