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速水奨が“これまで・今・これから”を語る書籍、野津山幸宏との師弟対談も収録

声優・速水奨の書籍「速水奨 言葉に生きる、声に込める」が、9月10日に発売される。

本書は、デビュー40周年を迎える速水が、幼少時代や高校生活、声優になるきっかけ、キャリアを積んだこれまでのことなどを語った1冊。同じ事務所のRush Styleに所属する後輩であり、コンビを組んで「M-1グランプリ2019」にエントリーしたことでも知られる野津山幸宏との対談も収められた。また帯には河森正治からの推薦コメントも寄せられた。

河森正治コメント

『その声には、華があり、艶があり、秘密がある』
ひと声聞いただけで、あたりの空間が『華』で満たされてゆく。
彼の声にはそんなオーラがある。
華やかに、艶やかに、そして匂い立つように。
ひとつの役を見事に演じきる事はもちろん、その役を越えて作品世界に、広がりと、大いなる高みと、底知れぬ深みをもたらす声。
同じ時代を、その激動を共に駆け抜けた者として、彼のもたらす華の秘密と、これからのビジョンに、私も触れてみたい。

「速水奨 言葉に生きる、声に込める」内容

第1章:芝居に目覚めた青春時代
ガキ大将が学校の健康優良児に/変化の伏線となった『山月記』

第2章:声優の道へ
悩み多き劇団員時代/きっかけは声優コンテスト/血肉となった新人時代の経験/役柄が広がる一方で

第3章:一人前の声優になるために
厳しさに満ちた声優の世界/別のジャンルへの挑戦

第4章:愛すべき我が家族
両親と兄と/妻は最良のパートナー

第5章:転機で振り返る声優歴
ガムシャラに演じたキャリア初期/演技とは「なりきること」/ゲームの仕事で弱点が見えてくる

第6章:歌うことの楽しさ
ライブは何が起こるかわからない/ファンとの接点を励みにして

第7章:自由空間『S.S.D.S.』
何気ない助言から広がった世界 /これからも楽しんでもらいたくて

第8章:教える立場になって
多くの若手に機会を与えるために/「演じる」ということとは /いつでも前を向いて/勇気ある一歩を!!

対談:速水奨×野津山幸宏
付録:出演作品リスト