北条司「シティーハンター」を原作としたフランスの実写映画「NICKY LARSON et le parfum de Cupidon」が、11月に日本で公開されることが決定。日本版ティザービジュアルと特報映像が解禁された。
フランス版ポスタービジュアルに映った冴羽リョウ、槇村香、海坊主ら主要キャラクターの再現度の高さが日本でも話題になった本作。フランスでは2月の公開から2週間で動員数が100万人を突破する話題作となった。日本公開にあたってのタイトルは「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」に決定。サブタイトル「史上最香のミッション」の“香”は、物語の重要な鍵となる香水と、リョウの相棒である香の名前にちなんだものだ。ティザービジュアルはリョウの後ろ姿が映されたデザイン。特報映像ではTM NETWORKの「Get Wild」をバックにリョウが銃を撃つカットが挿入された。
また本作で監督と主演を務めたフィリップ・ラショーと、北条からのコメントも到着。小学生の頃から「シティーハンター」ファンだというラショーは、北条から映画化の許諾を得たときのことについて「北条先生から、脚本が原作に忠実で、このストーリーは原作にも入れたかったと言ってもらった。最高の褒め言葉で、天にも昇る気持ちだったよ!」と振り返る。続けて「その時のことを考えると、こんなにも早く日本の皆さんに観てもらえる日がやってくるなんて!お手柔らかに!」と日本の観客に向けてメッセージを送った。北条は2月に封切られたアニメ映画「劇場版シティーハンター 」も踏まえつつ、「今年(2019年)は、シティーハンターの劇場アニメ版公開からはじまり、このフランス版の日本公開で締めくくることができ、まさに“シティーハンターイヤー”となりました。大変うれしく思います。監督の愛が詰まった、ワクワク、ドキドキするアクションコメディ映画となっています」と喜びを露わにした。
フィリップ・ラショー(監督、冴羽リョウ役)コメント
ようやく日本の権利元と連絡がつき、18ヶ月かけて書いた脚本を持って北条先生に会いに行き、その48時間後にOKがでたんだ。北条先生から、脚本が原作に忠実で、このストーリーは原作にも入れたかったと言ってもらった。最高の褒め言葉で、天にも昇る気持ちだったよ!その時のことを考えると、こんなにも早く日本の皆さんに観てもらえる日がやってくるなんて!お手柔らかに!
北条司コメント
今年(2019年)は、シティーハンターの劇場アニメ版公開からはじまり、このフランス版の日本公開で締めくくることができ、まさに“シティーハンターイヤー”となりました。大変うれしく思います。監督の愛が詰まった、ワクワク、ドキドキするアクションコメディ映画となっています。シティーハンターを応援してくれる方には是非ご覧いただきたいです。
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記。
「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
2019年11月にTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開
監督:フィリップ・ラショー
出演:フィリップ・ラショー 、エロディ・フォンタン
配給:アルバトロス・フィルム