創刊50年迎えた漫画アクションの創刊秘話を描く、吉本浩二の新連載が始動
吉本浩二の新連載「ルーザーズ ~日本初の週刊青年漫画誌の誕生~」が、本日7月4日発売の漫画アクション14号(双葉社)にてスタートした。
「ルーザーズ」は、創刊50周年を迎えた漫画アクションの誕生の瞬間に迫る物語。第1話は、まだ大半の大人がマンガに無縁だった1965年の春から始まる。のちに漫画アクションの初代編集長となる清水文人は、自身をとりまく環境や社会の変化にモヤモヤする日々の中で、ある同人誌と運命の出会いを果たし……。なお特設サイトでは、吉本と担当編集の三田村氏、漫画アクションの平田昌幸編集長による座談会の模様を公開中だ。
そのほか今号では、7月28日に発売されるこうの史代原作の映画「この世界の片隅に」の公式ファンブックより、高橋留美子、北崎拓、武富健治、たなか亜希夫の寄稿を先行掲載。漫画アクション作品のキャンバスアートが51名に当たるプレゼント企画も用意されている。
なお7月18日発売の15号では、たなか亜希夫が宮城県石巻をテーマにした新連載「リバーエンド・カフェ」を開始。たなかが震災から6年4カ月が経った故郷をどう描くのか注目したい。