MOEで「ハイジ」大特集、高畑勲らのロケハン写真や中川大志インタビューも

MOE2019年9月号

TVアニメ「アルプスの少女ハイジ」の放映45周年を記念した特集「ハイジに出会うスイス旅」が、発売中のMOE2019年9月号(白泉社)にて組まれている。

ヨハンナ・シュピリの児童文学「ハイジ」を原作に、1974年に全52話で放送されたアニメ「アルプスの少女ハイジ」。当時30代だった高畑勲、宮崎駿、小田部羊一らが制作スタッフとして名を連ね、海外ロケハンを行ったことによるリアルな表現で大自然や街並みを丁寧に描き上げた。

特集では「アルプスの少女ハイジ」のキャラクター紹介や物語のおさらい、名ゼリフの数々、ハイジ役を務めた杉山佳寿子や小田部のインタビューを掲載。また高畑、宮崎、小田部らのスイスロケハン時の写真や、初披露となる「アルプスの少女ハイジ」の絵コンテ、MOE2001年6月号に載っていた高畑のロングインタビュー再録など、貴重な資料が公開された。

さらに高畑から大きな影響を受けたという片渕須直と、草創期のアニメ業界を舞台にした連続テレビ小説「なつぞら」で坂場一久役を演じる中川大志のインタビューも登場。付録として「かわいいハイジと動物たち100」と題したシールも付属している。