星雲賞のコミック部門を「少女終末旅行」、メディア部門を「SSSS.GRIDMAN」が受賞
「2019年 第50回星雲賞」にて、コミック部門をつくみず「少女終末旅行」、メディア部門をTVアニメ「SSSS.GRIDMAN」が受賞した。
1970年に創設された星雲賞は、日本でもっとも長い歴史を誇るSF賞。前年度に発表されたSF作品およびSF活動を対象に、「日本SF大会」参加者の投票により受賞作品が決定する。なお部門は日本長編部門、海外長編部門、日本短編部門、海外短編部門、メディア部門、コミック部門、アート部門、ノンフィクション部門、自由部門の9つ。
「少女終末旅行」は人間や生き物がほとんどいなくなってしまった終末世界を、愛車のケッテンクラートに乗って旅するチトとユーリという2人の少女の物語。新潮社のWebマンガサイト・くらげバンチで連載され、単行本は全6巻が刊行されている。
一方の「SSSS.GRIDMAN」は円谷プロダクションによる1993年の特撮ドラマ作品「電光超人グリッドマン」をベースに、新たに紡がれる少年少女のヒーロー譚。アニメーション制作は「キルラキル」「リトルウィッチアカデミア」などで知られるTRIGGERが担当し、2018年10月より放送された。