押見修造原作による実写映画「惡の華」の公開日が9月27日に決定。特報とティザービジュアルが公開された。
“変態”というワードがちりばめられた特報は、原作でも印象的な「うっせー、クソムシが」という強烈なセリフと、玉城ティナ演じる仲村佐和の鋭い眼光からスタート。伊藤健太郎演じる春日高男が、憧れている女子の体操着の匂いを嗅ぐ姿や、大雨の中で半裸で雄叫びを上げる姿も収められた。また中学時代編のハイライトである深夜の教室を破壊するシーンも披露された。
ティザービジュアルは、ひっくり返った椅子、墨汁まみれの黒板、壁の落書きなど、暴走する青春が凝縮された仕上がりに。このビジュアルを使用したオリジナルポストカードセットが特典として付いてくるムビチケが、6月14日に発売される。
加えて本作の全キャストが解禁に。春日の父親役を鶴見辰吾、母親役を坂井真紀、仲村の父親役を高橋和也、母親役を黒沢あすか、祖母役を佐々木すみ江が演じる。またクラスメイト役には北川美穂、佐久本宝、田中偉登が名を連ねた。
別冊少年マガジン(講談社)にて連載された「惡の華」は、“絶望”をテーマに主人公の鬱屈とした青春と行き場のない衝動を描いた物語。単行本は全11巻が発売中で、2013年にはTVアニメ化、2016年には舞台化を果たしている。
映画「惡の華」
スタッフ
監督:井口昇
脚本:岡田麿里
原作:押見修造「惡の華」(講談社『別冊少年マガジン』所載)
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえ、北川美穂、佐久本宝、田中偉登、松本若菜、黒沢あすか、高橋和也、佐々木すみ江、坂井真紀、鶴見辰吾
製作:ハピネット、ひかりTV、ファントム・フィルム、角川大映スタジオ
製作幹事:ハピネット
共同幹事:ひかりTV
製作プロダクション:角川大映スタジオ
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)押見修造/講談社 (c)2019映画『惡の華』製作委員会