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大橋裕之原作のアニメ映画「音楽」2020年1月公開決定、ティザービジュアルも

大橋裕之原作による長編アニメーション映画「音楽」が、2020年1月より東京・新宿武蔵野館ほかにて公開されることが決定した。

「音楽」は、楽器を触ったこともなかった不良たちが思いつきでバンドを組むところから始まるロック奇譚。2012年に岩井澤健治監督によるアニメ映画化企画が始動し、2015年には劇中のライブシーンのためにロックフェスを開催、2018年には支援金を集めるクラウドファンディングも行われてきた。

本日6月9日の「ロックの日」に併せて公開日が解禁されたほか、ティザービジュアルと大橋、岩井澤監督によるコメントも公開された。大橋は「岩井澤監督が7年以上かけて作り上げた渾身の作品をぜひご覧ください。早くでかいスクリーンで観たいです」と語っている。

大橋裕之コメント

アニメーション映画『音楽』は、岩井澤監督をはじめとする様々な方の力が結集されてとんでもないものに仕上がってきております。
当たり前ですが、軽々と原作を超えております。
岩井澤監督が7年以上かけて作り上げた渾身の作品をぜひご覧ください。
早くでかいスクリーンで観たいです。

岩井澤健治(監督)コメント

僕は“前例がない”という言葉が嫌いです。
映画関係の仕事をしていると良く聞く言葉ですが、多分これはどの業界でも使われている言葉だと思います。
『音楽』を企画した理由は、個人制作での長編アニメーション映画は”前例がない”からです。
だからこそ挑戦してみたかったのです。
映像化不可能とまで言われていた『音楽』を自主制作で長編アニメーションにするという試みだけでも、相当ハードルの高い企画だと思うのですが、僕は高いハードルをもう一つ、作品内に入れています。
それこそが、この作品の最大の魅力になっていると確信しています。

長編アニメーション映画「音楽」

2020年1月より新宿武蔵野館ほか全国順次公開

スタッフ

監督:岩井澤健治
原作:大橋裕之(「音楽と漫画」太田出版)
プロデューサー:松江哲明
アソシエイトプロデューサー:九龍ジョー、迫田明宏
配給:ロックンロール・マウンテン
配給協力:アーク・フィルムズ

(c)大橋裕之・太田出版/ロックンロール・マウンテン