解かない探偵&人間の事件に干渉する神々、月刊ASUKAで異色ミステリー2本開始

「美しビルの解かない探偵」カット

緒崎カホ「美(うるわ)しビルの解かない探偵」、藤也卓巳「プロメテウスの枷鎖」という新連載2本が、本日5月24日発売の月刊ASUKA7月号(KADOKAWA)にて開始した。

「美しビルの解かない探偵」は、歌舞伎町に建つ“うるわしビル”に事務所をかまえる“うるわし探偵社”の探偵が主役の異色ミステリー。美にこだわる探偵のもとに事件を告げる電話がかかってきたことから物語は始まる。第1話では岸壁に建つ洋館で巻き起こる殺人事件に立ち会った探偵が、自分のこだわりを貫きながら事件を終わらせる様子を描く。

「プロメテウスの枷鎖」はゼウス、プロメテウスというギリシャの神々が、人間の世界の事件に干渉する物語。「事前に知る情報は一般的な情報でなくてはならない」など、神としての力を制限された状態でプロメテウスが推理をする。今号では、19世紀ロンドンを騒がせる殺人鬼ジャック・ザ・リッパーの謎を追う。