アキヤマ香「長閑の庭」のTVドラマ化が決定した。主人公・元子役を橋本愛が務める。
「長閑の庭」は、ドイツ文学を学ぶ地味な大学院生・元子と、64歳の大学教授・榊の関係を描くラブストーリー。2014年よりKiss(講談社)にて連載開始され、最終7巻が5月13日に発売される。ドラマでは榊役を田中泯が演じるほか、工藤阿須加、中村ゆりか、西田尚美、平泉成、斉藤由貴らが出演する。
アキヤマはドラマ化について「ドラマ化が決まり、驚いたと同時にじわじわと喜びが湧いてきました。キャストさん、スタッフさんに『長閑の庭』をどう表現していただけるのか今から放送がとても待ち遠しいです」とコメント。ドラマ「長閑の庭」は、6月2日よりNHK BSプレミアムにて22時よりスタートする。
アキヤマ香コメント
ドラマ化が決まり、驚いたと同時にじわじわと喜びが湧いてきました。キャストさん、スタッフさんに『長閑の庭』をどう表現していただけるのか今から放送がとても待ち遠しいです!
橋本愛さんには薄いガラスのような繊細さのなかにスッとした芯を感じる印象があり、ドラマのシュバちゃんは橋本さんしかいないと感じました。そして、ダンサーである田中泯さんが榊教授を演じられることで、静のなかの細やかな表現をお任せできるのだと思うととても嬉しいです。指の先まで魅力溢れる榊教授が楽しみです!
橋本愛コメント
哲学が寄り添う元子が、恋とは何か、真理とは何かを学術的にも肉体的にもたぐり寄せていく姿に惹かれました。
“枯れ専”や”年の差カップル”などとカテゴライズされては無視されるその奥の、愛の真実性を丁寧にお伝えできればと思います。
田中泯コメント
『長閑の庭』、予測だにしなかった心の出来事に直面、小波の止むことのない日々をすごしています。当事者に或ることの幸・不幸。年令差のある人間関係の内での自分の意志のあり方・・・・。榊教授に成ることは容易ではない。意識と無意識の静かなはざまにどんな人間像があらわれるのか、こわいですねぇー。
※コメント内の「心の出来事」は傍点付きが正式。
プレミアムドラマ「長閑の庭」
放送日時:2019年6月2日(日)より毎週日曜22:00~
放送局:NHK BSプレミアム
原作:アキヤマ香「長閑の庭」
脚本:荒井修子、大林利江子
演出:谷口正晃、山内宗信
音楽:コトリンゴ
出演:橋本愛、工藤阿須加、中村ゆりか、西田尚美、平泉成、斉藤由貴、田中泯 ほか