西荻弓絵原作による飛松良輔「天を射る」1巻が、本日4月26日に発売された。
TVドラマ「SPEC」「ダブル・キッチン」の脚本家である西荻弓絵と、ラグビーマンガ「ブルタックル」の飛松良輔がタッグを組んだ「天を射る」は、“江戸のオリンピック”とも呼べる弓術競技・通し矢を題材とした青春物語。尾張藩貧乏武士の三男坊である勘左を主人公に、弓術に青春のすべてを懸けた若武者たちの姿が描かれていく。
自身も弓道が趣味だという西荻は「日本の重要なスポーツ史なのに、あまり知られていないのも淋しいと思い、何とか東京オリンピックまでに物語にしたかった。『天を射る』を通して、どんなに厳しい状況にあっても、若い人達には志と勇気を持って、生きてほしい、そんなメッセージが伝わればいいと思います」とコメント。高校時代に弓道部に所属していたという飛松も「弓を持つ姿、袴を着て立つ姿のかっこよさを漫画の絵で表現したい」と意気込んでいる。同作は週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中。