伊藤智彦監督作「HELLO WORLD」特報、キャストに北村匠海、松坂桃李、浜辺美波
劇場アニメ「HELLO WORLD」の公開日が9月20日に決定。併せてティザービジュアル、特報映像、メインキャストが公開された。
「HELLO WORLD」は、TVアニメ「ソードアート・オンライン」や「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」などを手がけた伊藤智彦が監督を務める、初のオリジナル劇場長編作品。特報映像では物語の舞台が2027年の京都であることが明らかになり、伏見稲荷大社、上賀茂神社など京都の名所が描かれた。そのほか「もし、あの時をやり直せたら」といったストーリーを示唆する言葉も収められている。
メインキャストには俳優が名を連ね、本作の主人公である内気な16歳の高校生・堅書直実役に北村匠海が決定。直実の前に現れる10年後の自分・カタガキナオミ役を松坂桃李、直実とのクラスメイトでともに図書委員を務めるヒロイン・一行瑠璃役を浜辺美波が務める。キャスティングについて伊藤監督は「自分にとって、才能ある新人のデビュー作になったり、アニメ畑ではない方たちに声の仕事をしてもらってきたことは、全て、作品のことだけを考えてきた結果です。今回も最もこの作品にマッチした人たちにお願いすることができたことに自信を持っています」とコメント。また北村、松坂、浜辺からのメッセージも寄せられている。
伊藤智彦(監督)コメント
まーた職業声優でない俳優ばかりそろえて、とお思いの方もいるでしょう。
松坂桃李さんは、彼の優れた声の仕事に惚れて、コンテも彼のイメージで描いていましたので、オファーを受けてもらえて本当に光栄です。北村匠海さん、浜辺美波さんの両名は、オリジナル作品で情報も少ないなか、キャラクターの理解に懸命に取り組んでオーディションに臨んでくれました。自分にとって、才能ある新人のデビュー作になったり、アニメ畑ではない方たちに声の仕事をしてもらってきたことは、全て、作品のことだけを考えてきた結果です。今回も最もこの作品にマッチした人たちにお願いすることができたことに自信を持っています。
プレスコと呼ばれる手法で先にセリフは収録されており、彼らの芝居に合わせて日々カットが出来上がっています。時にシリアスに。時にコミカルに。海外のアニメ映画に負けないような作り方でキャラクターに命が吹き込まれていっています。どうぞ、ご期待ください!
北村匠海(堅書直実役)コメント
もともと、アニメが好きでずっと声優に挑戦したいなと思っていたところに、
『HELLO WORLD』のオーディションのお話を頂いて、是非!やりたい!と“即答”でした。
浜辺美波さんとは久々の共演、そして松坂桃李さんとも以前ご一緒したドラマ以来で、
またこうやってお二人と“再会”できたことがとても嬉しかったです。
心強いキャストの皆様と、伊藤監督のもと心地よく収録は進んでいったと実感しています。
是非、この映画をみてハラハラドキドキしてください!
松坂桃李(カタガキナオミ)コメント
『HELLO WORLD』でカタガキナオミの声を務めさせていただきました。
伊藤監督から『パディントン』を見て、とオファーをいただいたので今度は何の動物なんだろう?とちょっと不安もありましたが、
ちゃんと人間だったので安堵しました。
アニメーションならではのスペクタルな世界観。
そこに声だけで命を吹き込む作業は難しさもありますが、楽しさ、やり甲斐もありました。
高校生の直実役の北村匠海くんと繋がり合う部分を作れるように心がけながらアフレコをしたので、
完成した作品をご覧になった方に、その繋がりを感じていただけたらと思っています。
浜辺美波(一行瑠璃役)コメント
私自身、アニメがとても大好きだからこそ声優さんの難しさがすごくわかり、
アニメ作品に関わることが出来る嬉しさと共に、不安もありました。
松坂さんとは中学生のときに松坂さん主演の作品に出演したことがありましたが、共演シーンはありませんでした。
ぜひまたお会い出来たらなと思っていたので今回ご一緒できて嬉しかったです。
北村さんとは約2年ぶりで、お会いするのも久しぶりでしたが、再度共演でき、楽しかったです。
監督は不慣れなわたしに、たくさん試行錯誤してアプローチして声録りをしてくださいました。
監督の作品を以前から大好きで観ていたので、お仕事出来ることが不思議な感じがしました。
思わずのめり込んでしまう作品になっていると思います。ぜひお楽しみに。
オリジナル劇場アニメ「HELLO WORLD」
2019年9月20日(金)全国東宝系にて公開
スタッフ
監督:伊藤智彦
脚本:野崎まど
キャラクターデザイン:堀口悠紀子
アニメーション制作:グラフィニカ
キャスト
堅書直実:北村匠海
カタガキナオミ:松坂桃李
一行瑠璃:浜辺美波
※野崎まどの崎は立つ崎が正式表記。
(c)2019「HELLO WORLD」製作委員会