石原まこちんによる単行本「にぎっとレゲエ寿司」および「マチビト」の2冊が、本日6月20日に同時発売された。
山口明が企画協力を行った「にぎっとレゲエ寿司」はジャマイカ出身で日本人とのハーフであるヒトシを中心に描く物語。母の死をきっかけに日本に帰ってきたヒトシは、浅草の老舗寿司屋で働くことに。ある日、レゲエ独自の拳と拳を合わせる挨拶「ヤーマン」の際にヒトシが見せた手の握りが、江戸前寿司の秘技「昇天にぎり」と通ずることがわかり……。本作は別冊ヤングチャンピオン(秋田書店)にて連載されていた。
一方、ビッグコミックオリジナル(小学館)にて連載されていた「マチビト」は、ニートの独身男・トシが主人公。自堕落な生活を送っていたトシだったが、一生分かり合えないと思っていた不仲の父が倒れたことで環境が一変。昏睡状態の父を看病しながら、父、家族、仕事、そして生きることについて考えていく。
2作共に、単行本の帯には「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「銀魂」で知られる福田雄一が推薦文を寄せている。「にぎっとレゲエ寿司」には「なんでなんすか? 先生。こんなにも噛み合わせの悪い漫画は初めてです!
レゲエ、寿司、おっぱい、任侠。なんなんすか! ただ悶々と実写化したい気分です!」、マチビトには「深夜のファミレスで大人になる事を拒んでいた石原まこちん先生が、悲喜こもごも描く立派な大人になった事を喜びたい!!」と、それぞれコメントした。
また2冊の同時発売を記念し、それぞれの単行本の帯に付属している応募券をハガキに貼って投函すると、石原のサイン色紙が必ず貰えるプレゼントキャンペーンも実施されている。詳細は単行本の帯で確認を。