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来月39歳の下野紘「トクナナ」で“ルーキー”背負い「初心忘れずがんばります!」

TVアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」のステージイベントが、本日3月24日に東京・東京ビッグサイトで催された「AnimeJapan 2019」内にて行われ、七月清司役の下野紘、一ノ瀬栞役の津田健次郎、二条クジャク役の鈴木達央、総監督の栗山貴行が登壇した。

去る3月20日に放送が解禁されたばかりの同作は、数多の種族が存在する2×19年の東京を舞台に、はぐれものが集められた警視庁特務部特殊凶悪犯対策室第七課、通称“トクナナ”のメンバーと、かつて世界に存在したドラゴンに心酔し、凶悪事件を引き起こす組織“ナイン”の戦いを描くオリジナル作品。初めにこちらも解禁されたばかりのティザーPVが上映されると、キャスト陣は作品の世界観を表した映像に「カッコいい」と声を揃える。自身が絵コンテと演出を手がけたという栗山総監督も自画自賛すると、別作品でも一緒に仕事をしたと話す鈴木は、こだわる人間である栗山総監督の“変態性”がよく出ていると讃えた。

また同作の舞台である東京について、栗山総監督は「現代の東京と思っていただければ」とコメント。刑事もののTVドラマのように楽しんでもらえたらと口にしながらも、アニメならではの要素として、エルフやドワーフといった種族が血脈として受け継がれていることも説明した。さらにドラゴンはさまざまな種族の中でも上位の存在であり、ドラゴンを崇拝するナインはテロリスト集団のような存在であると語った。

トクナナに配属された新米刑事・七月清司を演じる下野は、オーディションを受ける際の資料に七月は“柴犬系”と記してあったことを明かす。司会を務めた本作のプロデューサーからは、キャラクター原案を務めた黒乃奈々絵が「新人といえばワンコだろう」というイメージでデザインしていったことを代弁した。また下野は七月のコードネームが「ルーキー」であることを繰り返し確認し、自身が来月で39歳を迎える中で、フレッシュに“ルーキー”を演じられるよう意気込んだ。

トクナナの現場指揮官である一ノ瀬栞役を演じるのは津田。彼のコードネームである「カリスマ」については、「あまり背負いたくないコードネームですね(笑)」と笑みを浮かべる。鈴木が演じる二条クジャクは、今回の3人の中で唯一人間ではなくエルフ系の人種。「彼自身にあえてトクナナに所属している理由があり、抱えているものがある。少し変わった役どころ」と印象を述べた。

さらにイベントでは、5月15日発売の月刊コミックジーン(KADOKAWA)にて、漣ミサによるコミカライズ「警視庁 特務部 凶悪犯対策室 第七課 トクナナFile0」の連載がスタートすることが告知。アニメ本編の数年前を舞台に、一ノ瀬の過去が描かれていく。加えてアニメ本編のコミカライズが、月刊コミックガーデン(マッグガーデン)で展開されることも明かされた。詳細は公式サイトおよび公式Twitterで随時発表される。

最後に下野は「我々もまだ全容は知らないのですが、きっと面白い作品になると思います。“新人”のように、初心を忘れずがんばっていきたいと思います!」と挨拶した。TVアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」は今秋放送開始。

TVアニメ「警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-」

2019年秋放送開始

スタッフ

総監督:栗山貴行
監督:小坂春女
シリーズ構成:東出祐一郎
キャラクター原案:黒乃奈々絵
キャラクターデザイン:飯島弘也

キャスト

七月清司:下野紘
一ノ瀬栞:津田健次郎
二条クジャク:鈴木達央

(c)特殊凶悪犯対策室 第七課