「哲也~雀聖と呼ばれた男~」で知られる星野泰視の最新作「宗桂~飛翔の譜~」1巻が、本日3月13日に発売された。監修は棋王・王将の渡辺明。
本作は江戸時代に実在した将棋指し、九代目・大橋宗桂の生涯を描く将棋マンガ。宗桂は“免状持ち”を騙る将棋会所の悪徳主人、主君の息子をはめようと企む家臣らとの勝負に挑む。作中の対局は、現存する江戸時代の棋譜をベースにしたものに加えて、約半数を渡辺が組み立てたオリジナルのもので構成。単行本には作中の盤面を解説する書き下ろしコラムも収められた。コミック乱ツインズ(リイド社)で連載中だ。
なお1巻の発売を記念し、帯では星野の直筆サイン入りイラスト色紙、サイン入り描き下ろしセンスが当たるプレゼントを実施。さらにコミックボーダーでは、「将棋の渡辺くん」の伊奈めぐみによる制作秘話「監修の渡辺くん」を公開している。