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「あはれ!名作くん」モーニング娘。’19佐藤優樹が声優に初挑戦!主人公の妹役

TVアニメ「あはれ!名作くん」のシーズン4に、佐藤優樹(モーニング娘。’19)が声優としてゲスト出演することが発表された。コミックナタリーでは2月某日に都内で行われ、松田名作役の那須晃行(なすなかにし)、スウィーツ役の中西茂樹(なすなかにし)、ノキオ役の阿諏訪泰義(うしろシティ)、むすび役の金子学(うしろシティ)、ボルト役の小野賢章、つる公役の江口拓也、新海岳人監督が出席した囲み取材の模様をレポートする。

佐藤が演じるのは、那須演じる主人公・名作の妹であるメイ。赤ん坊のメイを演じる佐藤は「1年かけて言葉を覚えていく子なので、今後台本が来るのが楽しみです」と意気込む。新海監督は「佐藤さんもあんまり言葉知らないもんね」と付け足し、「さっき『NGです』って言ったら『NGってなんですか?』って言われて。NGが通用しない世界で生きている」と“佐藤優樹ワールド”が垣間見えるエピソードを披露。シーズン4は「メイちゃんとまーちゃん(佐藤)の成長が見どころ」と語った。

今作が声優初挑戦となる佐藤は、初めての収録を終え、「江口さんが雄叫びに“走った”ときに……」と独自のワードセンスを交えながら、「『(巻き舌で)ゥルルエエイ!』ってなったのがめちゃくちゃ面白くて。1人ひとりのマイク(の音声)が生きてるので、笑っちゃいけなかった」と苦労した場面を振り返る。江口に「テストのときにめっちゃ笑ってますよね」と明かされると、「ごめんなさい! 一生懸命抑えるように1年かけてがんばります!」とやる気を見せ、「次から止めてくれよ!」と芸人たちに突っ込まれていた。

声優に挑戦することが決まった際は「新しい自分が見れるみたいですごくうれしかった」と感じたという佐藤。しかしファンには「逆に言いたくないんですよね!」と言う。なすなかにし、うしろシティの面々に「言ってくれよ!」「この仕事恥ずかしいのかよ!」と野次られながらも、「声で気づいてほしいんです。だから名前のところにモザイクかけておいてください」とお願いした。またモーニング娘。’19として数々のステージに立ちながら舞台の経験も持つ佐藤に、「声優ではどんな部分に違いを感じるか」という質問が寄せられると、「緊張の仕方が違う。お客さんが目の前にいないっていうのが、本当に360度違くて」と回答。「一緒やん!」「180度な!」とまたも共演者に突っ込まれることとなった。

最後にシーズン4の放送を控え、ファンに向けてのメッセージを求められると、那須は「4年目に突入しても『名作くん』らしさは残しつつレベルアップしてお届けしたいと思います」とコメント。続く中西が「那須くんと被るかもしれないんですけど、今後もパワーアップしてお届けしたいと思います」と挨拶し、那須は「楽しようとしてない? たまたま被っただけ?」と懐疑。しかしその後も「なすなかにしさんが言ったのと同じになっちゃうと思うんですけど」、「僕はみんなと意見が違うんですけど」と前置きしながら、金子と阿諏訪も“パワーアップ”することをアピール。さらには小野、江口まで“パワーアップ”することを推していく。そんな中、最後に挨拶の番が回ってきた佐藤は「私はまだまだ2年目なので……」と切り出し、「まだ1年目だよ!」と総ツッコミを受ける。「お前はマジでパワーアップしろ!!」と怒られながらも、佐藤はけたけたと楽しそうに笑っていた。

TVアニメ「あはれ!名作くん」はNHK Eテレ「ビットワールド」内にてオンエア。シーズン4の初回放送は4月5日となる。