ドラマ化決定「小説王」1巻、本当に書くべき物語のため闘う編集者と小説家

「小説王」1巻帯付き

早見和真原作による大沢形画「小説王」1巻が、本日3月6日に発売された。

「小説王」は文芸誌の編集者・小柳俊太郎と、その幼なじみの作家・吉田豊隆のバディストーリー。俊太郎は豊隆の小説を雑誌連載にしたいと考えているが、編集長から「こんな暗い小説を読みたいやつがいると思うか?」とボツを出され苛立つ日々を送っている。一方の豊隆は、父親への憎しみを小説にしたいと考えていたが、自分の思いを込めた物語は評価されず、売れ線を意識して書いた本意ではない作品でデビューしてしまったことに無力感を覚えていた。「本当に書くべき物語」が豊隆の中にはあると感じた俊太郎は、彼の作品を世に出すために奮闘する。

同作は小説を原作にしたコミカライズ版で、ヤングエース(KADOKAWA)に連載中。原作小説はTVドラマ化が決定し、フジテレビで4月22日から放送される。EXILE、GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐が主演で豊隆役を務め、俊太郎役を小柳友、ヒロイン・佐倉晴子役を桜庭ななみが演じる。「救命病棟24時」シリーズの演出を担当した水田成英が監督を務め、「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の小山正太と「セシルのもくろみ」のひかわかよが脚本を担当することも発表された。