アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの最新作「劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)」の公開が2020年初春に決定。合わせて“超特報映像”と“超ティザービジュアル”が解禁された。
本日3月6日に劇場アニメ「デジモンアドベンチャー」の公開から20周年を迎えた「デジモン」シリーズ。このたびの“超ティザービジュアル”は本作の1シーンをイメージし、主人公・八神太一とパートナーデジモンのアグモンの手をつなぐ姿が、キャラクターデザインを務める中鶴勝祥による描き下ろされた。大人になった太一の手にはトレードマークのゴーグルが握られている。
“超特報映像”には、TVアニメ「デジモンアドベンチャー」の映像を使用。“選ばれし子どもたち”とそのパートナーデジモンの冒険の一幕が、花江夏樹演じる大人になった太一のモノローグとともに映し出され、坂本千夏演じるアグモンの「ねぇ太一、明日は何するの?」と言うセリフが期待を煽る仕上がりとなっている。なお太一役の花江、アグモン役の坂本をはじめ、「デジモンアドベンチャー tri.」シリーズの声優陣の続投も決定した。
また20周年企画の本格スタートに合わせ公式サイトもリニューアルオープン。「ジャンプフェスタ2019」で公開されたキャラクターデザインのほか、「デジモン」シリーズ初代プロデューサー・関弘美、本作のプロデューサー・木下陽介のコメントも掲載されている。
そのほか初音ミクとのコラボが決定し、「デジモンアドベンチャー tri.」でキャラクターデザインを務めた宇木敦哉によるコラボビジュアルを公開。ビジュアルにはゴーグルを頭に乗せデジヴァイスを手にした初音ミクとアグモンが描かれ、その周りにはアニメのオープニング主題歌「Butter-Fly」を想起させるように蝶がデザインされている。さらに「デジモンアドベンチャー」のラスボスであるアポカリモンが登場する、全国のなぞともカフェとのコラボイベントが3月21日にスタートする。詳細は公式サイトで確認を。
プロデューサー・木下陽介コメント
20周年という節目に、どんなデジモンを?これは難題だなあ、と思いました。
ただ1つ、最初に決めたことは、「劇場版」をやろうということでした。その時は、単純に作画だとか映像クオリティ面を意識した言葉でしたが、「劇場版」とは?を解いていくと、一本のフィルムに濃縮されたエンターテインメント性だったり、色々な意味合いがあり、今も迷ったときに 何をすべきか?自然と立ち返る大きな柱になっています。何を言いたいかというと、90分程度の時間、観ている人をスクリーンに釘付けにさせて、あー、面白かった!って帰ってもらいたい。我々はそこを目指して走っています。
これまでの20年間でデジモンと出会った人へ。そして、はじめてデジモンと出会う人にも。
絆の物語を届けます。
宇木敦哉(初音ミクコラボビジュアル担当)コメント
「デジモンアドベンチャー」20周年おめでとうございます!今回のイラストは「tri.」の一番最初のキービジュアル(子どもたちが空に浮かんでいる)のイメージで、初音ミクとアグモンがいるというオーダーでした。そこに太一のゴーグルと、デジモンたちとの絆の象徴であるデジヴァイスを加えて、さらには、名曲「Butter-Fly」を想起させるように、蝶が舞っていたりします。蝶の羽の柄がほんのりデジモンチックになってるのがポイントです。
「劇場版デジモンアドベンチャー(仮題)」
2020年初春公開
スタッフ
スーパーバイザー:関弘美
キャラクターデザイン:中鶴勝祥
デジモンキャラクターデザイン:渡辺けんじ
キャスト
八神太一:花江夏樹
石田ヤマト:細谷佳正
武之内空:三森すずこ
泉光子郎:田村睦心
太刀川ミミ:吉田仁美
城戸丈:池田純矢
高石タケル:榎木淳弥
八神ヒカリ:M・A・O
アグモン:坂本千夏
ガブモン:山口眞弓
ピヨモン:重松花鳥
パルモン:山田きのこ
ゴマモン:竹内順子
テントモン:櫻井孝宏
パタモン:松本美和
テイルモン:徳光由禾
(c)本郷あきよし・東映アニメーション