「劇場版マジンガーZ」OP曲は水木一郎!テレビシリーズの10年後描く

「劇場版マジンガーZ(仮題)」第1弾ビジュアル。 (c)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会

永井豪原作によるアニメ映画「劇場版マジンガーZ(仮題)」のオープニングテーマが、水木一郎が歌唱してきた「マジンガーZ」の新録バージョンに決定した。

これは現在フランスにて開催されている、アヌシー国際アニメーション映画祭で発表されたもの。劇中の音楽は「マジンガーZ」の作曲者・渡辺宙明の息子である、渡辺俊幸が担当する。このほか劇場版のストーリーも明らかに。劇場版ではテレビシリーズの世界観を引き継ぎ、最終回から10年後の世界を舞台に、再び人類の未来を託されることになったマジンガーZの激闘を描いていく。

なおアヌシー国際アニメーション映画祭では、永井が登壇してのイベントを実施。永井は映画を製作することになった経緯について、「現代社会が多様性のある社会になってきていて、価値観が色々増えている。正義の定義もひとつではない。色々な選択ができる世の中で、兜甲児という絶対的な正義感を持っている人物が現代社会をどうやって生きていくのかというのを、是非とも今の世の中の人たちに提示してみたかった」と説明した。

「劇場版マジンガーZ(仮題)」では主人公の兜甲児役を森久保祥太郎、ヒロインの弓さやか役を茅野愛衣が担当。脚本はうめの小沢高広が務める。

劇場版マジンガーZ

キャスト

兜甲児役:森久保祥太郎
弓さやか役:茅野愛衣
ほか

スタッフ

原作:永井豪
監督:志水淳児
脚本:小沢高広(うめ
メカニックデザイン:柳瀬敬之
キャラクターデザイン:飯島弘也
美術:氏家誠(GREEN)
助監督:なかの★陽
音楽:渡辺俊幸
オープニングテーマ:水木一郎
制作:東映アニメーション
配給:東映

(c)永井豪/ダイナミック企画・MZ製作委員会