江口寿史との対談も掲載「浅野いにお本」発売、鳥飼茜や押切蓮介らマンガ家も寄稿
マンガとマンガ家を徹底解剖する「漫画家本」シリーズの第10弾「浅野いにお本」が、本日1月30日に刊行された。
「浅野いにお本」には、8万5000字におよぶ浅野のロングインタビューを収録。小中学校時代からマンガ家デビューした高校生時代の思い出、その後の苦闘や、「素晴らしい世界」「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」などの自作について語り明かしている。また浅野たっての希望により実現した江口寿史との対談も掲載。2011年、Twitter上で浅野と江口寿史との間で巻き起こったマンガの背景画を巡る“論争”について、改めて2人が語り合っている。
そのほかにも伊坂幸太郎よるコラム、鳥飼茜によるエッセイや、田口囁一が「ソラニン」、吉田アミが「うみべの女の子」、宮沢章夫が「虹ヶ原 ホログラフ」、吉田大助が「おやすみプンプン」、ばるぼらが「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の作品論を綴るコーナーも。また松本大洋、花沢健吾、ゴトウユキコ、押切蓮介、ふみふみこ、真造圭伍、真鍋昌平、山本さほ、横槍メンゴ、山本英夫によるイラストとメッセージも寄せられている。そのほかにも「名場面ギャラリー」「仕事場紹介」「全単行本解題」「単行本未収録作品リスト」といったコーナーが設けられ、「Can’t Be Forever Young」「日曜の午後はいつも曇り」といった単行本に未収録のマンガも収められた。