モンキー・パンチ原作によるアニメ「ルパン三世」をテーマとしたアトラクションが展開されている、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン。同施設にて本日1月24日、「ルパン三世エクスペリエンス」と題したイベントが開催され、ルパン三世の声を務める栗田貫一が登壇した。
「ルパン三世」のアトラクションは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがマンガやアニメ、ゲーム作品をフィーチャーする企画「ユニバーサル・クールジャパン 2019」の一環としてオープンしたもの。高速ジェットコースターとVR映像を融合させた「ルパン三世カーチェイス XRライド」では、ルパン三世の愛車に乗り込み、執拗に追ってくる銭形警部から逃れるべく深い森や断崖絶壁をアクセル全開で駆け抜けていく。縦横無尽な高速カーチェイスを、急な加速、上昇、降下、旋回などによって体感できるアトラクションだ。もう一方の「ルパン三世リストランテ・アモーレ」は店内に“ほんもの”のルパン三世が登場し、各テーブルを回ってショーを繰り広げるレストラン。名物「ミートボール・スパゲティ」など、本格的なイタリアンが楽しめる。
「ルパン三世カーチェイス XRライド」を体験した栗田は、開口一番に「すごいですね!」とコメント。「(アトラクションで流れる)セリフを収録したときは『これだけでいいの? (乗車時間)短くない?』と思ってたんですよ。でも、乗ってみたら『いやあ、あれ以上乗ってるのはムリだな』って思いました。……死んじゃう!(笑)」と興奮気味に語る。またVR映像でルパン一味が目の前にいるような感覚を味わえることについて「僕がしゃべったセリフなんですけど、ルパンに話しかけられてうれしいなって思いました。ルパンと次元と一緒に、『うっそーん!』っていうような体験ができた」と楽しげに回想しつつ、「疲れた……でもカッコいい。世界一だね!」と太鼓判を押した。
ここから栗田は「ルパン三世リストランテ・アモーレ」のメニューを集まったファンとともに楽しむ。すると突然、店の奥から“ほんもの”のルパン三世が。ルパン三世は「町で見かけたカワイコちゃん。こんなとこで会えるなんて幸せだぜえ」「君たちはまるで芸術だな。どうやって盗んじゃおっかなあ」などと甘いセリフを囁きながら各テーブルを周っていく。栗田のテーブルにやってきたルパン三世は、栗田と一緒に写真を撮り、握手を交わして次のテーブルに移っていった。
ルパン三世が去った後、栗田は「彼(ルパン三世)、すごいね! 動きがアニメのルパンになってるもんね」と賞賛。また看板メニューの「ミートボール・スパゲティ」については「うまかったなあ。ミートソースの味のバランスが最高だね」と満足げな顔を見せた。
実施期間が6月23日までの「ルパン三世カーチェイス XRライド」と、5月26日までの「ルパン三世リストランテ・アモーレ」。栗田は「ずっとやってればいいのに。楽しかったなあ」と述べながら、最後はルパン三世の声色で「今回はUSJに出没させてもらったけど、みんなどうだったかな? また会う日まで、愛してるぜー!」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。