キャプ翼がカードゲーム化、高橋陽一の来年の抱負は「石崎くんのように」

高橋陽一

高橋陽一が、本日12月27日に東京・立石のタカラトミー本社にて行われた「キャプテン翼フットボールカードゲーム」発売記念イベントに出席した。

「キャプテン翼フットボールカードゲーム」は、葛飾区に縁のある「キャプテン翼」とタカラトミーによる“地元コラボ”商品。「キャプテン翼」の登場選手は「キャラカード」として、必殺技や名シーンなどは「エクストラカード」としてカード化され、「キャプテン翼」の世界観が楽しめる。「ディフェンスライン」「センターライン」「オフェンスライン」の順にキャラカードを出し、手札の「ディフェンスポイント」と「カバーポイント」の合計値が守備力に、「アシストポイント」と「オフェンスポイント」の合計値が攻撃力になるという、サッカーのルールをベースにしたカードゲームだ。ゲームに必要な手札が全て揃ったスターターデッキ「南葛SC編」「明和FC編」、そして1パックに6枚カードが入った「拡張パック 第1節」が本日発売された。

登壇した高橋は「タカラトミーさんのおかげで、『キャプテン翼』のカードゲームが発売されました。来年の1月12日・13日には『キャプテン翼CUPかつしか』というU-12のジュニアサッカー大会も行われ、そこに参加する年代の子供たちがこのカードゲームで楽しんでいる姿が目に浮かびます」とにこやかに語る。またおもちゃの思い出を問われると、「子供の頃はベーゴマやメンコが好きでした。タカラトミーさんのプラレールや人生ゲームで楽しんだ思い出もあります。子供が夢中になるという部分では、おもちゃとマンガは同じ。ゲームだとどうやったら勝てるかを考えるので、勝って喜んだり負けて悔しがったりするのも大切なことだと思います」と述べた。続けて「カードゲームの中で、自分が生み出した翼や岬や日向が生き生きと動いているのは、“親”としても楽しく、うれしく思っています」と親心を見せる。

そしてライブドローイングも実施。用意されたボードに、マジックペンでキュッキュッと小気味良い音を響かせながら、下書きなしで翼、岬、日向を10分足らずで描き上げた。「サインは慣れてるんですけど、ボードは中腰にならなきゃいけなかったのできついですね」と苦笑し、「カードゲームのスターターキットが南葛と明和だったので」と3人を描いた理由を話す。イベントの終盤には、キャラクターが描かれた3枚のカードから1枚引き、そのキャラに沿った新年の抱負を述べることに。石崎を引き当てた高橋は「石崎くんのようにガッツと根性で1年を乗り切りたいです。2019年は東京オリンピックに向けて、ますますスポーツが盛り上がる年になるでしょう。僕もスポーツマンガ家として盛り上げに貢献していきたい」と語った。

(c)高橋陽一/集英社・2018 キャプテン翼製作委員会 (c)TOMY