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「DOUBLE DECKER!」SEVEN-Oは生き続けます!歌あり裏話ありの上映会、新作も

TVアニメ「DOUBLE DECKER! ダグ&キリル」の最終話先行上映会が、去る12月21日に東京・新宿バルト9にて開催。ダグ役の三上哲、キリル役の天崎滉平が登壇した。

イベントでは第12話「刑事が、あぶない!」に加え、12月30日に放送される最終話「そして誰もいなくならなかった!」をひと足先に上映。観客はその結末を見守り、最終話のエンドロールでは自然と手拍子が巻き起こった。上映後にステージに登壇した三上と天崎。観客からの温かい拍手を受け、三上は「大きなスクリーンでダグやキリル、大好きなメンバーたちが動いているのを観ると、そのセリフひと言ひと言がグッときた」と上映の感想を述べた。

2人は第11話でユリが爆弾を抱えながら爆発してしまう場面や、“ニカイ”の存在が紐解かれていくシーンについて振り返っていく。また三上は第12話で初めて「俺を信じろ、キリル!」と、いつもの“ヴルーベリ巡査”ではなく“キリル”と名前で呼んだ場面に言及。しかし「そのあとすぐクーパーが『出てこい、キリル!』って言うんだよね。お前が言うな!って(笑)」と続けると、天崎も「『簡単に言うんじゃない!』って?(笑) そんな心情だったんですか?」と乗っかり、会場の笑いを誘った。

また最終話となる第13話についてもトークを展開。ダグとキリル、2人揃って決めゼリフを言うシーンについて、三上は「収録のときになかなか(声が)合わなくてね。『せーの!』って言っても合わなくて、最後に『目を合わせて言ってみよう』とやってみたらバシッと合ったんだよね」と収録時の様子を明かす。そしてその場でも2人で目を合わせながら決めゼリフを披露すると、会場からは大きな歓声と拍手が起こった。天崎は「ダブデカ」にちりばめられた小ネタやオマージュが好きだと語りながら、第13話を観ていた観客の様子を思い返して「緊張と緩和の連続だった」と述懐した。

ここで会場には、ゲストとしてオープニングテーマ「ステレオとモノローグ」を担当する霧雨アンダーテイカーより、ボーカルのジョシュア・K・キリサメと、ドラマーのダニエル・A・ヒサメが飛び入りゲストとして登場し、音楽関連の最新情報が明かされた。まずは2019年1月23日に発売される「『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』Original Soundtracks」と、霧雨アンダーテイカーがプロデュースを手がける2月20日発売のキャラクターソングアルバム「DECKER! SONG -デカソン-」のジャケットが公開される。「DECKER! SONG -デカソン-」のジャケットに描かれたダグについて、三上は「ナイスバディ!」と興奮。ジョシュアから「ジャケットの2人の衣装は、僕たちが作った曲のイメージに近い印象」と語られ、天崎からも「そうなんですよ! ここから皆さんどんな曲かイメージしていただければ」と期待が煽られた。

さらに2月21日には東京・品川のステラボールにて、イベント「『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』ファン感謝祭~ライブ付応援上映~」の開催が決定。イベントでは応援上映会のほか、霧雨アンダーテイカーにとって初となるライブも行われることが発表された。

イベントが間もなく終了することが告げられると、観客からは惜しむ声が漏れる。しかし、「三上さん、何か言い残したことはありませんか?」「言い残したこと? ……ありますね」「このまま終わっていいわけねえよな! ダグ!」「ああ! ヴルーベリ巡査! 告知の時間だ!」という掛け合いのあと、新作エピソード全3話の制作決定が発表に。本編では描かれることのなかった物語が「『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』 EXTRA」として新たに制作され、第1話は2月、第2話は3月、第3話は4月よりそれぞれバンダイチャンネルを始めとする都度課金及び見放題サービスで配信されるほか、全3話を収録したBlu-ray / DVD「『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』 EXTRA」が、5月24日にリリースされることが告知された。

登壇者全員での記念写真を終えると、霧雨アンダーテイカーによるオープニングテーマ「ステレオとモノローグ」が披露されることに。ステージで歌唱するジョシュアに合わせて観客は大きな声で合唱した。

最後に天崎は「これから全3話の『EXTRA』はありますが、ひとまずSEVEN-Oの物語がひと段落します。皆さんの愛が続く限り、僕らが愛し続ける限り彼らは生き続けるので、これからも『DOUBLE DECKER! ダグ&キリル』の応援をよろしくお願いいたします!」とファンへメッセージを贈る。三上は「このあと二次会どうしましょう? 飲みながらまだまだ語り合いたい!」と笑顔を見せつつ、「劇場の閉まる時間だ!」「さよならの時間だ!」「お別れの時間だ!」とダグの決めゼリフ「薬の時間だ!」をもじった挨拶を連発し、会場を沸かせる。そしてイベントはこれからも「ダブデカ」が続いていくことを受け、別れの挨拶ではなく、キリルの決めゼリフ「ドントスィンクフィールソー!」「グッド!」と、観客とコールアンドレスポンスすることで締めくくられた。

※天崎滉平の崎は立つ崎が正式表記。

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