「春待つ僕ら」北村匠海や杉野遥亮らイケメン四天王が“いつもの並び”でお風呂
あなしん原作による実写映画「春待つ僕ら」のプレミア試写会が、本日12月3日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催された。
12月14日公開の映画「春待つ僕ら」はうわべでの付き合いしかできない、ひとりぼっちの女子高生・美月が、バスケ部のイケメン四天王と出会い成長していくラブストーリー。本日のイベントには春野美月役の土屋太鳳、浅倉永久役の北村匠海(DISH//)、神山亜哉役の小関裕太、若宮恭介役の磯村勇斗、多田竜二役の杉野遥亮、宮本瑠衣役の稲葉友、柏木ナナセ役の泉里香、山田レイナ役の佐生雪、監督の平川雄一朗が登壇した。
女子バスケのユニフォームをリメイクした衣装で登場した土屋は、大きな声で「皆さんこんばんは! ここにいる約400人の皆さんは(バスケ部の)四天王ならぬ“400天王”です!」と元気よく挨拶。登場の際、土屋にバスケットボールをパスして劇中シーンを再現した北村は「強く投げすぎちゃってごめん」と謝りつつ、「汗や涙を流しながら作った映画です。恋愛映画でもありながら、青春やスポーツ、いろんな要素が含まれています」と本作を紹介する。
本作の見どころについて、泉からは「オムライスが登場するシーンがあるんですけど、実際に太鳳ちゃんが作ったオムライスも使われてるんですよ」という裏話も。「すごく上手で!」と絶賛すると、土屋は「卵が好きなんです」と謙遜する。平川監督はバスケシーンについて「みんな2カ月前から練習してて。個人でも代々木公園とかで集まって練習してたんでしょ?」と男子メンバーに顔を向けると、小関は「撮影の半年前に匠海くんと代々木公園で会いました」とうなずき、北村も「バスケシーンは生々しい部分を作っていこうとしていて。撮影というかバスケをしようというベクトルでやっていました」と回想。それを受け、平川監督は「嘘がなかった。カットを割らなくても見せられるほど、練習してましたね」とバスケ部メンバーをねぎらった。
またイベントでは、男子メンバーの和気藹々としたエピソードも披露された。稲葉は「男共でよくお風呂に行ってました。撮影後にスーパー銭湯だったり、地方でロケしたときホテルについてる大浴場だったり。壺みたいなお風呂があったんですけど、1人用と2人用が並んでおいてあって。そこに四天王が2人ずつ、キュウキュウになって入りました(笑)」と明かすと、北村は「座り位置が、映画に出てくるカフェで撮影するときのまんまで。お風呂出て、外でしゃべってるときもその立ち位置でした」と続け、杉野も「その前に行ったラーメン屋でも同じ(並び)だったね!」と盛り上がった。
最後に北村は「学校生活って甘酸っぱくていいなと思える要素がたくさん詰まっていると思います」と本作をアピール。土屋は「ここにいるみんなが必死に歯を食いしばりながら作った映画です。本当の友情や熱意はもちろん、悔しさや痛みといった部分も込めて演じた作品になっています。どうか皆さん、それを受け取ってください」と観客に呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
(c)あなしん/講談社 (c)2018 映画「春待つ僕ら」製作委員会