女の子やめた少女描く、牧野あおい「さよならミニスカート」1巻&作品集発売
牧野あおい「さよならミニスカート」の1巻が、本日11月22日に発売された。
「さよならミニスカート」は人気アイドルグループに所属していたものの、とある事件によってグループを脱退し過去をすべて隠し高校生活を送っている少女・神山仁那を主人公に描く物語。りぼん(集英社)にて連載されており、第1話の掲載時には相田聡一編集長が「異例。この連載は、何があろうと、続けていきます。あなたに届けるために」「このまんがに、無関心な女子はいても、無関係な女子はいない。今こそ、読んでください。今こそ、すべての女子に捧げたい」と語り話題を集めた。なお相田編集長は1巻の発売に合わせ「まさに『売れるべき』面白い作品だと自負しています。少女漫画の読者だけでなく1人でも多くの方に読んでいただけることを願っています」とコメント。このほかTwitterでは最上もが、竹達彩奈、ピエール中野、吉田豪、チョコレート・チップスら多くの著名人が本作についてツイートしている。
また東京メトロ丸ノ内線新宿駅のメトロプロムナードには12月2日までの期間、本作の広告を掲出。実写映像を使った1巻のムービーも公開されている。
さらに1巻に加え「たったひとりの君へ―牧野あおい作品集―」 も本日発売に。同書には孤独な少女ととある理由から芸能界を引退する俳優の少年が織りなす「REC―君が泣いた日―」をはじめ、りぼんや同誌の増刊に掲載された計4作が収められている。
相田聡一りぼん編集長コメント
本当に面白い漫画は売れなければいけません。
『さよならミニスカート』は。まさに「売れるべき」面白い作品だと自負しています。少女漫画の読者だけでなく1人でも多くの方に読んでいただけることを願っています。
「たったひとりの君へ―牧野あおい作品集―」収録作品
「REC―君が泣いた日―」(初出:りぼん2010年12月号~2011年3月号)
「制服なんて好きじゃない」(初出:りぼん2018年4月号)
「最終ループ」(初出:2010年夏の大増刊号りぼんスペシャル レモン)
「HAL―ハル―」(初出:2009年りぼんファンタジー増刊号)