からあげ、てんぷら、男たちの人生にはいつもあげものがあった…本秀康の新連載
「ワイルドマウンテン」の本秀康による新連載「あげものブルース」が、亜紀書房のWebサイト・あき地にて本日11月9日にスタートした。
「あげものブルース」は男たち3人の悲喜こもごもな人生模様を、からあげ、てんぷら、とんかつといったあげものに絡めて描く連作集。第1回となる「からあげ」では、通常よりからあげが2個多い“大からあげ弁当”を購入したが、手違いから“からあげ弁当”を渡されてしまったサラリーマン男性・杉山を描く。「そんなん気にする小さい男じゃありません」と余裕を見せるも、頭の中はからあげに支配されてしまう。
本作は単行本が来春刊行される予定で、その一部が連載形式として発表されている。あき地には「あげものブルース」の執筆経緯も掲載。The Beatles好きの本が「ホワイト・アルバム」にオマージュを捧げ、インドで作品の構想を練ったことが明かされている。