舞台「けもフレ2」本日開幕、鈴木絢音「変わっていくギンギツネを観て」

2018年11月8日2018年11月8日 editor

前列左から佐々木未来、鈴木絢音、佐々木琴子。後列左から山下まみ、田村響華、稲村梓、仁藤萌乃、野本ほたる、加藤里保菜、根本流風、築田行子。

「舞台『けものフレンズ』2～ゆきふるよるのけものたち～」が、本日11月8日に東京・品川プリンスホテルクラブeXにて開幕。公演に先がけ初日会見も行われた。

会見にはギンギツネ役の鈴木絢音（乃木坂46）、キタキツネ役の佐々木琴子（乃木坂46）、オカピ役の野本ほたる、マンモス役の仁藤萌乃、タヌキ役の加藤里保菜、クロヒョウ役の稲村梓、ロイヤルペンギン役の佐々木未来、コウテイペンギン役の根本流風、ジェンツーペンギン役の田村響華、フンボルトペンギン役の築田行子、マーゲイ役の山下まみが登壇。本作の中心となるキャラクターを演じる鈴木は「少し緊張している」としながら、「私がこれまでに出演した舞台は、ほとんどお芝居のみだったのですが、今回は演技、ダンス、歌とさまざまな要素があるので、稽古時間が長かった気がします……」と稽古を振り返る。

同じく本作の中心キャラクター・キタキツネを演じる佐々木琴子は「個人的に久しぶりの舞台でドキドキしている」と語りながら、「フレンズの衣装は耳や尻尾を付けるので、それを想定してダンスの振り付けや芝居の動きを付けるのが『けものフレンズ』ならではと思いました」と役を演じる上でのポイントを解説。2017年、2018年に行われた「舞台『けものフレンズ』」の初演、再演にも参加したオカピ役の野本は「初演、再演は“さばんなちほー”で元気よく駆け回っていた私たちですが、今回は“ゆきやまちほー”でフレンズたちがどうなってしまうのか注目してほしいです」と期待を煽った。

本作は“ゆきやまちほー”を舞台に、ギンギツネとキタキツネを軸とした物語を展開し、“サーバルの回”、“アライさんとフェネックの回”、“PPPとマーゲイの回”の3パターンのストーリーを回替わりで上演。“PPPとマーゲイの回”に出演するロイヤルペンギン役の佐々木未来は、「冬らしいフレンズがたくさん出てきますが、“PPPとマーゲイの回”のゲスト出演者は、この“ゆきやまちほー”のセットに一番合う服装をしているのではないかなと。それだけは自信があります！」と宣言する。続けてコウテイペンギン役の根本は、「“PPPとマーゲイの回”は、ほかの回にはないシーンが追加されているのでそちらにも注目していただけたら！」とプッシュ。同様に“PPPとマーゲイの回”に登場するマーゲイ役の山下は、再演版に友情出演した際、イワトビペンギン役を演じたことに触れ「（アニメ版で）声をやっているマーゲイ役でPPPと（舞台版に）出演させていただくのは初めて。PPPとマーゲイの関係性も観られる舞台ですので、楽しんでいただけたら」とアピールした。

また鈴木は本作の見どころについて「最初のシーンは佐々木琴子ちゃんと2人きりですが、そこからいろんなフレンズと出会ってギンギツネが変わっていくので、その姿を観ていただけたら」と説明。佐々木琴子は「ダンスシーンが多いので、この格好でみんなでワイワイ楽しく踊っているところが見どころです」と続ける。最後に鈴木は「“ゆきやまちほー”ということで寒い地域のお話ですが、“さばんなちほー”のみんなもキツネのために一生懸命がんばってくれます。『けものフレンズ』の魅力を届けられるようにがんばります」と締めた。

「舞台『けものフレンズ』2～ゆきふるよるのけものたち～」は11月8日から18日まで上演。18日に行われる千秋楽公演はテレビ東京のアニメ配信サービス「あにてれ」で配信されることが決定しており、本作のDVDは2019年4月にリリースされる。