「この世界の片隅に」こうの史代が、核分裂研究者リーゼ・マイトナーの物語執筆
「この世界の片隅に」のこうの史代による新作読み切り「リーゼと原子の森」が、本日10月25日発売の月刊コミックゼノン12月号(徳間書店)に掲載された。
「リーゼと原子の森」は、実在した物理学者リーゼ・マイトナーが主役のヒューマンドラマ。ヒトラー政権によるユダヤ人の迫害から逃れるため、彼女がスウェーデンへと亡命したところから物語は始まる。主人公のリーゼが核分裂を発見する様子が描かれており、広島に落ちた原子爆弾の驚異を題材とする「この世界の片隅に」に通じる内容だ。なお11月24日発売の2019年1月号にも、こうのによる読み切り「ヒジヤマさん」シリーズの新作が掲載される。
また今号には、北条司原作によるアニメ映画「劇場版シティーハンター」のクリアファイルが付属。原哲夫・堀江信彦原作による出口真人「義風堂々 直江兼続 -前田慶次花語り-」は完結を迎え、2019年2月25日発売の2019年4月号より同じ執筆陣での新連載「前田慶次 かぶき旅」が開始することも予告された。
(c)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会 (c)こうの史代/NSP 2018 (c)原哲夫・堀江信彦・出口真人/NSP 2014