映画「魔法少女リリカルなのは Detonation」の公開3日目舞台挨拶が、本日10月21日に東京・新宿ピカデリーにて行われた。
前日に行われた舞台挨拶に続き、高町なのはおよびシュテル役の田村ゆかり、フェイト・T・ハラオウンおよびレヴィ役の水樹奈々、八神はやておよびディアーチェ役の植田佳奈が登壇。さらにイリス役の日笠陽子、アミティエ・フローリアン役の戸松遥、キリエ・フローリアン役の佐藤聡美、ユーリ役の阿澄佳奈、シグナム役の清水香里、ヴィータ役の真田アサミ、シャマル役の柚木涼香、ザフィーラ役の一条和矢、クロノ・ハラオウン役の高橋美佳子も参加した。
植田、清水、真田、柚木、一条の“八神家”メンバーは、それぞれ魔女の帽子や猫耳を付けたり、ステッキを持ったりなどのハロウィンスタイルで登場。アフレコの合間に衣装について相談したということで、舞台挨拶の間も和気あいあいとした様子を見せる。また今作では“癒やし担当”のシャマルが攻撃面でも想像以上の活躍を見せると、口を揃えて語った。
そんなヴォルケンリッターとの絆に加え、今作ではディアーチェ、シュテル、レヴィとユーリの絆、そしてなのは、フェイト、はやての絆という「“3つの絆”が印象に残りました」と植田。水樹は「なのは愛が画面にぎゅって濃縮されてる」と笑顔で語り、「14年間、いろんな年齢のフェイトちゃんを演じさせてもらっていますが、今回はテレビシリーズの間をつなぐストーリー。補完になるポイントがたくさんあったので、(鑑賞回数が)20回じゃ足りないかも!」とアピールした。
田村は「今作は、心の“いいセリフメモ”に残したいセリフがいっぱいあって。『自分のことを好きになれなくてもいい。でもいつか好きになれる日が来る』というようなセリフがあるんですけど、“いつか好きになれる、でも今はそのままでいい”っていうのが、押しつけがましくなくて優しいなって」と語り、「あとはやっぱり日笠陽子すごいなあって……」と続けると、「思った!」と水樹と植田も同意。会場からも大きな拍手が湧いて戸惑う日笠に「私は日笠陽子が大好きです!」と田村が宣言すると、日笠はこの劇場版を通して田村との距離が縮まったとうれしそうに語った。
そのほかキャストからは見どころとして「音」や「足」、「謎解き」といったキーワードが挙がる。また水樹は、フェイトがなのはに「まだ寝てなきゃだめです」と“嫁対応”を見せる場面に「いつものラブラブシーンが戻ってきた!」と思ったことを明かし、フェイトとなのはの絆への思いを覗かせた。
最後に司会者より“素晴らしいまとめコメント”を求められた田村は「素晴らしい!?」と戸惑いつつも、「今日、ここから見える皆さんのお顔がとてもにこやかで。みなさんが喜んでくれること、私たちにとってそれ以上うれしいことはないので、まだまだ楽しんでもらえたら」と笑顔で舞台挨拶を締めくくった。
映画「魔法少女リリカルなのは Detonation」
全国劇場にて公開中
スタッフ
原作・脚本:都築真紀
監督:浜名孝行
キャラクターデザイン:橋立佳奈
総作画監督:橋立佳奈、新垣一成、坂田理、森本由布希
バリアジャケット・デバイスデザイン原案:黒銀
デバイス設定:村松尚雄
プロップ設定:棚澤隆
エフェクト設定:木曽勇太
美術設定:平澤晃弘
色彩設計:赤間三佐子
色彩設計補佐:上妻佳祐
特殊効果:福田直征
美術監督:Scott MacDonald
美術背景:スタジオちゅーりっぷ
撮影監督:田中唯
3DCGプロデューサー:田中臥竜(FelixFilm)
3Dモデリングディレクター:島野達也(FelixFilm)
3DBGディレクター:山口直人
3DCG:FelixFilm
編集:関一彦
音響監督:亀山俊樹
音楽:中條美沙
アニメーション制作:セブン・アークス・ピクチャーズ
配給:松竹
企画・製作:NANOHA Detonation PROJECT
キャスト
高町なのは:田村ゆかり
フェイト・T・ハラオウン:水樹奈々
八神はやて:植田佳奈
アミティエ・フローリアン:戸松遥
キリエ・フローリアン:佐藤聡美
イリス:日笠陽子
シグナム:清水香里
ヴィータ:真田アサミ
シャマル:柚木涼香
ザフィーラ:一条和矢
リインフォースII:ゆかな
ディアーチェ:植田佳奈
シュテル:田村ゆかり
レヴィ:水樹奈々
ユーリ:阿澄佳奈
(c)NANOHA Detonation PROJECT