劇団雌猫による単行本「浪費図鑑」のシリーズ第2弾「シン・浪費図鑑」が、本日10月17日にリリース。同シリーズのコミカライズ版「まんが浪費図鑑」も同時発売された。
「浪費図鑑」は、アラサー女性4人組からなるサークル「劇団雌猫」が2016年に発表した同人誌を元にした書籍。匿名のオタク女子による熱い思いや苦悩が綴られており、「シン・浪費図鑑」には「名探偵コナン」の安室透、「美少女戦士セーラームーン」、「HiGH&LOW」、美容整形、パンダなど、さまざまなジャンルで浪費する女たちの告白が収録された。またカレー沢薫が「FGOで浪費する漫画家」、種田優太が「AKB48で浪費する漫画家」と題したエッセイマンガを寄稿。さらに安室透がメインキャラクターとして活躍した劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」の映画宣伝部へのインタビューも収められた。なお表紙イラストは「あげくの果てのカノン」の米代恭が描いている。
一方の「まんが浪費図鑑」は、「同人誌で浪費する女」「若手俳優で浪費する女」「フィギュアスケートで浪費する女」などのエピソードを朝陽昇がマンガ化。ひうらさとるはイラスト、米代恭と原田楽はマンガを寄稿している。
なお一部店舗では、読者からの浪費エピソードをまとめたペーパーを購入特典として用意。「シン・浪費図鑑」を三省堂書店神保町本店及び三省堂書店チェーンの一部店舗で購入した人には「3次元~その他編」、アニメイトの一部店舗で購入した人には「2次元~2.5次元編」が進呈される。また小学館の特設サイトでは、各書籍の試し読みが公開されている。