「ブギーポップは笑わない」悠木碧&大西沙織が“画の芝居”を絶賛

「ブギーポップは笑わない」ステージの様子。左から悠木碧、大西沙織、近藤玲奈。モニターには先行カットが映し出されている。

去る10月7日に開催された「電撃文庫25周年記念 秋の電撃祭」にてTVアニメ「ブギーポップは笑わない」のステージが行われ、ブギーポップ/宮下藤花役の悠木碧、霧間凪役の大西沙織が登壇した。

3月に行われた「電撃文庫 春の祭典2018」にてTVアニメ化が発表された同作。上遠野浩平による原作小説「ブギーポップは笑わない」は1998年に電撃文庫より刊行され、今年で20周年を迎える。悠木と大西は、アニメ化が発表された際の周りからの反響や、脚本を読んだ感想、オーディションの際のエピソードなどを語った。悠木はブギーポップの狂言回しのような喋り方について言及する場面も。最初はその独特な喋り方に戸惑ったというが、やってみるとしっくりきたという。また2人は同作の“画の芝居”を絶賛し、あえてテンポ感がゆっくり作られていると説明。そのテンポ感に対する苦労も明かした。

イベントの後半では新情報を解禁。シークレットゲストとして、末真和子役の近藤玲奈も登場した。3人は新たに公開されたブギーポップ、宮下藤花、霧間凪、末真和子、竹田啓司、新刻敬のキャラクター設定画を前に、それぞれの印象を語る。そして「ブギーポップ」シリーズの第1作目である「ブギーポップは笑わない」が、アニメシリーズ冒頭に“1stエピソード”として描かれることが明らかにされた。そのほか先行カットが公開されると、客席からは感嘆の声が漏れ聞こえていた。

「ブギーポップは笑わない」は、 “世界の敵”と戦うため、ときおり浮かび上がってくる“不気味な泡(ブギーポップ)”という別人格を持った宮下藤花を軸に、少年少女たちを描く物語。TVアニメは2019年1月より放送される。監督は「ワンパンマン」の夏目真悟、シリーズ構成・脚本は鈴木智尋、アニメーション制作はマッドハウスが担当。なお原作小説のイラストを手がけた緒方剛志によるコミカライズ版が、上下巻の新装版として12月27日に刊行される。描き下ろし原稿や新規イラストも収録予定だ。

TVアニメ「ブギーポップは笑わない」

2019年1月放送開始

スタッフ

原作:上遠野浩平(電撃文庫刊)
原作イラスト:緒方剛志
監督:夏目真悟
シリーズ構成・脚本:鈴木智尋
キャラクターデザイン:澤田英彦
音楽:牛尾憲輔
アニメーション制作:マッドハウス
製作:ブギーポップは笑わない製作委員会

キャスト

ブギーポップ/宮下藤花:悠木碧
霧間凪:大西沙織
末真和子:近藤玲奈

(c)2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会