「みつはしちかこ展」がゆかりの地で開催、本人が“チッチとサリーの作り方”語る

「みつはしちかこ展ー恋と、まんがと、青春と-」チラシの表。

みつはしちかこの企画展「みつはしちかこ展-恋と、まんがと、青春と-」が、10月20日から12月24日にかけて東京・町田市民文学館ことばらんどにて開催される。

1972年から37年間、家族とともに町田市玉川学園で暮らしてきたみつはし。同展では「小さな恋のものがたり」「ハーイあっこです」「草むらのちいちゃん」といったマンガ作品をはじめ、みつはし自身が編集を手がけた雑誌・いつかどこかで(立風書房)で発表されたイラストや詩画、少女時代からたしなんできたという俳句が紹介される。

来場者には大人も楽しめる、みつはし作品のキャラクターを題材にした塗り絵を配布。また「小さな恋のものがたり」のチッチとサリーにちなみ、身長差30cm以上のペアで来館するとプレゼントをもらうことができる。そのほか文学館1階の喫茶けやきでは、展示に合わせたオリジナルメニューを提供。ベルギーワッフルとミルクティーを合わせた「初恋セット」のほか、「ときめきクリームソーダ」「チッチのおしるこ」などが用意される。

なお関連イベントも行われ、11月11日にはしりあがり寿が登壇するイベント「超私的四コマ漫画論-しりあがり寿氏の場合」を実施。12月9日にはみつはしが、「小さな恋のものがたり」創刊時からの編集者・山崎園子と語る「手を携えて半世紀-チッチとサリーの作り方」も行われる。参加方法については同館の公式サイトにて確認を。

みつはしちかこ展ー恋と、まんがと、青春と-

日程:2018年10月20日(土)~12月24日(月・振休)
※毎週月曜、第2木曜は休館(ただし12月24日は開館)
時間:10:00~17:00
会場:町田市民文学館ことばらんど
料金:一般400円、大学生・65歳以上200円、高校生以下無料

しりあがり寿×仲俣暁生記念対談「超私的四コマ漫画論-しりあがり寿氏の場合」

日時:2018年11月11日(日)
時間:14:00~15:30
会場:町田市民文学館2階大会議室
登壇:しりあがり寿、仲俣暁生(文芸評論家)
定員:70名

トミヤマユキコ×中野純×大井夏代記念鼎談&茶話会「〈かわいい〉のその先に-70年代・80年代少女漫画序説」

日時:2018年11月23日(金・祝)
時間:13:00~16:30
会場:町田市民文学館2階大会議室
定員:50名

みつはしちかこ×山崎園子「手を携えて半世紀-チッチとサリーの作り方」

日時:2018年12月9日(日)
時間:14:00~15:30
会場:町田市民文学館2階大会議室
登壇:みつはしちかこ、山崎園子(編集者)
定員:70名

みつはしちかこ展-恋と、まんがと、青春と-展示解説(ギャラリートーク)

日程:2018年10月21日(日)、11月3日(土・祝)、11月25日(日)、12月11日(火)、12月24日(月・振休)
時間:14:00~(40分程度)
会場:町田市民文学館2階展示室

(c)Chikako Mitsuhashi