マンガとマンガ家を徹底解剖する「漫画家本」シリーズの第9弾「細野不二彦本」が、本日9月28日に発売された。
同書には細野が子供の頃に好きだった漫画の話からスタジオぬえ時代のエピソード、最新作「バディドッグ」まで語る3万字のロングインタビューを収録。また曽田正人が「さすがの猿飛」の魔子、青木俊直が「GU-GUガンモ」のあゆみとリンダ、三原ミツカズが「ギャラリーフェイク」のサラ、松本次郎が「電波の城」の詩織を描く、ヒロインたちのイラストトリビュート企画も収められる。そのほか「ギャラリーフェイク」の魅力に迫る特集、細野が1980年代に描いた「あどりぶシネ倶楽部」「うにばーしてぃBOYS」「BLOW UP!」の“青春三部作”の特集も登場。単行本未収録となる「レンタルプラネット」が掲載されたほか、東京・江戸東京たてもの園に細野が訪問する様子を収めた記事も展開されている。
なお本日は「細野不二彦本」を含む、細野の単行本が4冊同時発売。「どっきりドクター」番外編や「ギャラリーフェイク」特別編、「東京探偵団2002」などの短編を収めた「細野不二彦短編集」3巻、「ギャラリーフェイク」34巻、「バディドッグ」4巻が刊行された。細野ファンはあわせて手に取ってみては。