幾重のスクリーントーンが織りなす特別な庭の物語、短編集「にわにはににん」

「にわにはににん」

中野シズカの単行本「にわにはににん」が、本日9月12日に発売された。

月刊コミックビーム(KADOKAWA)にて「In the Garden」のタイトルで連載された同作は、“庭”をテーマに綴られる短編集。表題作「にわにはににん」では、堅物な大学教授と悩める学生・瀧の奇妙な交流が描かれる。教授の家でトイレを借りた瀧は、部屋へ戻る途中、老舗旅館のような中庭に気を取られ、出口のない不思議な空間に迷い込んでしまう。幾重ものスクリーントーンが織りなす、洒脱で幻想的な世界に注目だ。単行本には描き下ろしエピソードも収録。一部書店では購入者に特典ペーパーを用意している。