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「3D彼女」2人の筒井が対面、上西哲平が佐野勇斗に「友達になりましょう!」

那波マオ原作による実写映画「3D彼女 リアルガール」の特別試写会が9月5日に東京のワーナー・ブラザース試写室にて開催された。

特別試写会はアニメ「3D彼女 リアルガール」のファンを対象にしたもの。上映後の舞台挨拶にはアニメで筒井光を演じた上西哲平、五十嵐色葉を演じた芹澤優と、実写映画で筒井光を演じた佐野勇斗(M!LK)が登壇した。上西と芹澤は、アニメで綾戸純恵役を務めた上田麗奈と3人で映画を見たばかりとのこと。上西は佐野と初めて顔を合わせ「筒井が隣にいる!」と感激した様子を見せた。芹澤は「上西くんが隣でずっと泣いてたんですよ」と明かして上西に「やめろ!」と止められつつ、「アニメではこれから演じる部分が映画では描かれているので、自分もがんばらなきゃなと思いました」と映画の感想を述べた。

上西は「アニメのオーディションを受けるときに、映画のティザーPVで佐野さんが演じていた筒井をちょっと参考にしたんですよ。だから佐野さんは筒井役の先輩なんです」と明かす。一方の佐野はアニメ版の感想を聞かれると「アニメは結構チューが多いですよね(笑)。映画では1回しかしてないので、筒井めっちゃリア充じゃん!と思いました(笑)」と話した。

アニメとドラマ、それぞれの役作りについて話が及ぶと芹澤は「原作を読んでる方のイメージを壊さないように、アフレコのたびに原作を何度も何度も読みました」と話し、「アニメなのでアニメっぽい声を出してしまいがちなんですけど、この作品はつっつん(筒井)が初めてリアルな女の子に恋をするお話なので、映画や実写のような、リアルな人間っぽいお芝居を心がけました」と明かす。上西は「僕自身、ゲームやアニメが好きなんですよね。映画の中でも筒井の部屋にフィギュアがいっぱいあるんですけど、僕が持ってるフィギュアもあって(笑)。元々シンクロしてる部分があったので、やりやすかったです」と話し、続けて「筒井が卑屈になったのは経験や環境によるものが大きくて、根は素直な子なんですよね。本当にいい奴だし、友達になりたいですね」と筒井の魅力について語った。

同じく筒井を演じた佐野が「いい奴って言われた後に言うのもなんですけど……筒井は自分と似てると思うんですよ。僕、いい奴なんですよ(笑)」と冗談めかして述べると、「友達になりましょう!」と上西が握手を求め、芹澤は「私も(中条)あやみさんと友達になりたい!」と拗ねた顔を見せる。佐野は「ちょっと人見知りなところとか、女性が苦手なところとか、共感できるところがありました。ただ、なかなか普段使わないアニメの言葉を交えて早口で話すのは難しかったですね。『円盤化』とか(笑)」と明かし、会場に集まったアニメファンの笑いを誘った。

映画の中で気になるキャストを尋ねられた芹澤は「私はやっぱり、中条あやみさんが何頭身あるのかっていうのが気になります!中条さんに会って、頭身を数えたいっていう夢があって」と熱弁。佐野も「本当に、9頭身くらいありますよ。横に並びたくないですもん(笑)」と話し、「中条さんは現場ではムードメーカーなんですよ。ハロウィンのシーンで、僕がカボチャの被り物をしていて前が見えなかったときに、『椅子座っていいよ』って中条さんに言われて座ったら、ブーブークッションが置かれてて(笑)。そういうお茶目なところもあります」と意外なエピソードを明かした。

最後に芹澤は「映画のチームもアニメのチームも原作のチームも、『3D彼女』という作品を愛する仲間が増えていくようで嬉しいです。アニメの2期もありますし、みなさんもまだまだ長く愛してくれたらな、と思います」と挨拶。上西は「原作は少女マンガですが、男の人でも筒井に感情移入できると思います。映画を楽しんでいただいたあとは、アニメの2期もそろそろアフレコ開始しますので、そちらも合わせて楽しんでいただけたら」と呼びかけた。

佐野は「みなさんには今日映画を見ていただきましたが、公開したらまた、ぜひお金を払って見に行ってくださると(笑)。今日の感想も、SNSに書いたりとか、お友達に話してくださったら嬉しいです」と積極的に宣伝して客席を笑わせ、イベントを締めくくった。

映画「3D彼女 リアルガール」

2018年9月14日(金)全国ロードショー
原作:那波マオ『3D彼女 リアルガール』(講談社「KCデザート」刊)
監督:英勉
出演:中条あやみ、佐野勇斗、清水尋也、恒松祐里、上白石萌歌、ゆうたろう、三浦貴大、神田沙也加(声の出演)、濱田マリ、竹内力ほか

(c)2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (c)那波マオ/講談社