粟岳高弘「たぶん惑星」の愛蔵版が、本日8月31日に駒草出版より刊行された。
「たぶん惑星」は、静岡県と謎のトンネルで繋がっているどこかの惑星に引っ越してきた少女・松伏陽子を描くSF作品。現実には1月7日までしか存在しなかった昭和64年の夏というありえない季節を舞台に、ヒロイン・陽子は異星で出会った友人たちと交流しながら土地の文化に触れていく。愛蔵版は、2013年から2014年にかけて一迅社から発売された全2巻の単行本を合本したもの。ほぼ全ページに加筆修正が施されているほか、新たな設定画、作品世界を解説する年表なども収録。カバーイラストも描き下ろしとなっている。