演劇「ハイキュー!!」夏イベント開幕!須賀健太らが観客と“初めての初めて”楽しむ

イベントの様子。左から田中啓太、須賀健太、塩田康平、川原一馬。

古舘春一原作による「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」のイベント「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』サマーウィーク!~怒濤の応援上映6連戦!+ハイキュー!!の日イベント~」が、去る8月14日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕した。コミックナタリーはイベント初日の模様をレポートする。

同イベントでは8月14日から18日まで、演劇「ハイキュー!!」の初演から「”はじまりの巨人”」までの6作品を応援上映形式で映写。それぞれの上映時にはキャストも登場する。さらに「ハイキュー!!の日」にあたる8月19日にはキャスト陣によるイベントが行われる。

8月14日のイベントでは2015年に行われた「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の初演が上映され、日向翔陽役の須賀健太、田中龍之介役の塩田康平、縁下力役の川原一馬、澤村大地役の田中啓太が登壇。4人は上映前にもステージに登壇し、観客とともに掛け声の練習を実施した。

観客にはバレーボールの応援などでも使われるスティックバルーンが配布されており、須賀は客席から聞こえるバルーンの音に耳を傾け「いつも(の拍手)より音が鈍いですね(笑)」とコメントする。また4人はこれまで応援上映に参加した経験がないことを告白。演劇「ハイキュー!!」にとっても初の応援上映となることから、須賀は「初日なので皆さんが基準を作ることになります。演劇『ハイキュー』初の応援上映ですが、初めての中でも(今日が)初めてです!」、塩田は「(応援上映初日なので)皆さんがオリジナルキャストです」と呼びかけた。

この日上映された「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」では、中学生だった日向が烏野高校へと進学し、青葉城西高校との練習試合を経て、西谷夕や東峰旭が烏野高校排球部へと復帰する原作序盤のエピソードを展開。得点時の歓声やジャンプサーブでの掛け声、ミスした際の「ドンマイ!」の一言など、観客は随所でバレーボールらしい応援を行う。壇上で鑑賞していたキャスト4人は、序盤のキャラクター紹介シーンやエンディングの挨拶の場面で上映中の映像と同様の動きを取り会場を沸かせた。

上映後には4人は「僕らが思っていた何倍も盛り上がってくれた」「素晴らしいオリジナルキャストでした」と口をそろえる。さらに須賀は鑑賞後の感想を「(初演の内容を)もう1回やってみたいと思った。今やったらぜんぜん違うものになるんじゃないかな」と振り返る。そして「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の公演がAiiA 2.5 Theater Tokyoで行われていたことに触れ、「AiiA 2.5 Theater Tokyoは12月31日で閉館するんですよね。もう1回くらいやりたいですけどね」と残念がると、周囲からは「企画しちゃえば」「須賀ミュをやればいい」との声が上がる。この発言に対し須賀は「演劇『ハイキュー!!』は関係なしで(笑)? じゃあAiiAの閉会式で須賀ミュをやりたいですね」と意気込んだ。