「銃夢」木城ゆきとが映画「アリータ」を絶賛、「30年前に見たかった映像だ!」

「アリータ:バトル・エンジェル」のアリータ(上段)と「銃夢」のガリィ(下段)。(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation (c)Yukito Kishiro/Kodansha

木城ゆきと「銃夢」を原作とした映画「アリータ:バトル・エンジェル」の最新画像が解禁。脚本と製作を務めたジェームズ・キャメロンと監督のロバート・ロドリゲス、木城からのコメントが到着した。

25年もの歳月をかけて待望の映画化を果たしたキャメロンは「アリータの目は巨大で、顔はハート型、ボディも漫画通りで、非の打ちどころがない(キャラクター)」と自信を覗かせる。またロドリゲス監督は「アリータはジェームズが生んだサラ・コナー(『ターミネーター』)や、リプリー(『エイリアン』)に似ているが、2人が戦士として目覚めていくのに対して、アリータ最初から戦士で、逆に心を見つけ出す。ジェームズはそこに興味を持ったし、僕も同じだ」とアリータというキャラクターの魅力についてコメントを寄せた。

最初はアリータの目が大きいことに驚いたという木城は「何シーンか見ているとすぐに気にならなくなり、水に沈む宇宙船を探検するシーンでの水に濡れたアリータは『かわいい!』と思うまでになりました」と太鼓判を押す。さらに世界観の表現について「サイボーグボディの半透明描写や緻密なメカ、アイアン・シティのすさまじい情報量のロングショットなど、僕がマンガ原作やイラストで表現したくても出来なかったことを高度に描き出しているのを見て僕が思ったことは、“ありがとう!これが僕が30年前に見たかった映像だ!”というのと、“映画表現がうらやましい!”ということです」と映画スタッフへ感謝と絶賛のコメントを贈った。「アリータ:バトル・エンジェル」は12月21日より全国でロードショー。

(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation