ninikumi新作「珊瑚と人魚」1巻、嘘に傷つく少年と不死の女をめぐる物語
「シュガーウォール」のninikumiがWebマンガサイト・COMICリュウ(徳間書店)にて連載する「珊瑚と人魚」1巻が、本日8月9日に刊行された。
「珊瑚と人魚」は人の嘘に反応して激しく痛む“さとりの眼”を持った少年・珊瑚と、恋した男に自らの肉を喰らわせようとする女・人魚を描く物語。周りの大人が吐く嘘だらけの言葉に傷ついていた幼い珊瑚に、人魚が救いの手を差し伸べたことから2人は出会った。人魚の肉は不老不死の妙薬だが人を死に至らしめる呪物にもなり、ともに永遠を過ごす相手を求めながら男を殺してしまう彼女のことを複雑な気持ちで珊瑚は見守る。そんな彼らの前に自分は嘘つきだと公言する男・灯が現れたことで、微妙な均衡を保っていた2人の関係が崩れだす。
COMIC ZIN、こみらの!参加店では購入者にイラストカードやメッセージペーパーを配布。そのほか一般書店用特典として共通ペーパーも用意されており、電子書籍版にもメッセージペーパーのデータが収められている。