省エネ主義の優等生、全力ギャルと出会い…女たちの青春切り取る短編集
松崎夏未の短編集「ララバイ・フォー・ガール」が、本日8月8日に発売された。
表題作はハンバーガーショップで1人の女性が、高校時代の自分を回想するシーンから始まる。黒髪おさげ頭の優等生だった結生かなは、親や学校に反抗する同級生を冷めた目で見ていた。そんなある日、予備校で我が道を貫くギャル・ゆきなと出会い……。「メイクも勉強も120パーセントでやらないと気が済まない」という彼女の考え方が、いつの間にか夢見ることを諦めていたかなを変えていく。本書にはフィール・ヤング(祥伝社)で発表された計4編に加え、描き下ろしも収録された。
COMIC ZIN、まんが王国、コミックシーモア、そのほか電子書店では、単行本の購入者にイラスト入り特典をプレゼント。芳林堂書店高田馬場店、書泉ブックタワー、書泉グランデの3店舗では「書泉百合部合同フェア」と題し、購入特典の配布に加え、抽選で複製原画や描き下ろし色紙が進呈される。