「ポーの一族」宝塚花組にて舞台化、2018年に上演

「ポーの一族」カット (c)萩尾望都/小学館

萩尾望都「ポーの一族」が、宝塚歌劇花組により舞台化されることが決定した。2018年1~3月に兵庫・宝塚大劇場、東京・東京宝塚劇場にて上演される。

1970年代に別冊少女コミック(小学館)にて連載された「ポーの一族」は、少年の姿のままで永遠を生きる吸血鬼・エドガーを主人公に描く物語。舞台ではトップスターの明日海りお、トップ娘役の仙名彩世が主演を務め、小池修一郎が脚本・演出を担当する。

同作を「いつかミュージカル化したい」と夢見て宝塚歌劇団に入団したという小池。彼が1985年に萩尾に舞台化を申し出て以来、萩尾自身もあらゆる上演希望を断り続けていたが、このたびついに舞台化が実現した。なお宝塚大劇場での公演は2018年1月1日から2月5日にかけて、東京宝塚劇場での公演は2月16日から3月25日にかけて実施。チケットの一般前売り発売は、宝塚大劇場公演が12月2日、東京宝塚劇場公演が2018年1月14日に行われる。

また月刊flowers(小学館)にて連載中の「ポーの一族 ~春の夢~」は、7月10日に単行本化。こちらもあわせてチェックしておこう。

ミュージカル・ゴシック「ポーの一族」花組公演

原作:萩尾望都
脚本・演出:小池修一郎
主演:明日海りお、仙名彩世

宝塚大劇場

日程:2018年1月1日(月)~2月5日(月)

東京宝塚劇場

日程:2018年2月16日(金)~3月25日(日)