奥浩哉原作のテレビアニメ「いぬやしき」のメインビジュアルが公開された。
「いぬやしき」は冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎と、イケメン高校生の獅子神皓という対照的な2人を描く日常SF。公開されたメインビジュアルには、空を見上げる犬屋敷の娘・麻理と愛犬のはな子の姿と、破壊されて散らばった機械のかけらが描かれている。併せて犬屋敷と獅子神のアニメビジュアルもお披露目された。
アニメは10月よりフジテレビ「ノイタミナ」ほかにてスタート。総監督をさとうけいいち、監督を籔田修平が務め、アニメーション制作はMAPPAが担当する。さらにシリーズ構成・脚本は瀬古浩司、キャラクターデザインは恩田尚之が手がけることも伝えられている。
また本日5月23日に発売された連載誌のイブニング12号(講談社)でも、ビジュアルが巻頭カラーに登場。さらに「いぬやしき」の連載が残り5話で完結することも発表された。なお「いぬやしき」の最新9巻も本日刊行。
さとうけいいち(総監督)コメント
ファンへのメッセージ
奥浩哉先生の作品に携わるのは2作目となります。
気負う事なく原作の持つエネルギーを映像でかましてやりたいと思います!
SFマインドたっぷりで、アクション&バイオレンス! こんな初老ヒーロー見た事ない!って!どうぞご期待ください。
籔田修平(監督)コメント
「いぬやしき」という作品の印象について
それぞれ違った生き辛さを感じていた2人の主人公が、不意に得た特異な力をどのように受け止めて行動していくか。その心の動きの描写が魅力的だと感じました。奥先生ならではの発想とアクションの格好よさ満載の作品だと思います。
ファンへのメッセージ
アクションの描写は最も期待される部分のひとつだと思うので、ご満足いただけるもものに仕上げていきたいです。また2人の主人公が持つ独特なキャラクターの描写にもアニメスタッフのアイディアが詰まっていますので、注目していただけたら嬉しいです!
瀬古浩司(シリーズ構成・脚本)コメント
「いぬやしき」という作品の印象について
奥ワールドにどっぷりつかっていた学生時代。あの頃から約15年の時を経て、まさか奥先生の作品に関わる日が来るとは……。ただただ身に余る光栄であるとともに、人が生きるということの不可思議さを感じずにはいられません。
そして偶然にも「いぬやしき」は犬屋敷さんが、そして獅子神がどのように生きるか、という物語でもあります。2人のそれぞれの生き方を真摯に描き出すことができればいいなと思います。
ファンへのメッセージ
犬屋敷さんが、獅子神が、どう動き、どう戦い、どう人を殺し、そして救うのか……。
さとう総監督、籔田監督をはじめMAPPAのマーベラスでエクストリームでハードコアな猛者たちがきっと凄まじいものを作ってくれるに違いなかろうと、無責任に思っています。
だからみなさん、一緒に楽しみにOAを待ちましょう。
恩田尚之(キャラクターデザイン)コメント
「いぬやしき」という作品の印象について
原作者の奥先生は、いつもオモシロイ切り口のマンガを描かれるなぁと思っています。絵がリアルだから映像化向きですよね。
ファンのみなさまへのメッセージ
2人のバトルが、どの様に映像化されるのか、自分も楽しみにしています。お楽しみに!!
テレビアニメ「いぬやしき」
2017年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
Amazon プライム・ビデオにて日本・海外独占配信
スタッフ
原作:奥浩哉 (講談社「イブニング」連載中)
総監督:さとうけいいち
監督:籔田修平
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイ ン:恩田尚之
アニメーション制作:MAPPA
(c)奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会