キツネと人間の不思議なお話&庭師の世話係をする青年、切畑水葉の単行本2冊発売
切畑水葉「春の一重」と「草かんむりと嘘つきの庭」が、本日7月25日に同時発売された。
短編集「春の一重」は、切畑が自身のTwitterなどで公開してきた作品を集めたもの。キツネと人間の交流を描く表題作のほか、山の裁判に巻き込まれた人間を描く「鵯の裁判」、まったく同じ格好の女の子2人の物語「鏡のなか」、カナリアの卵に絵を描く青年のお話「カナリア工場にて」など14編が納豆られた。
一方の「草かんむりと嘘つきの庭」は、花が咲き乱れる美しい屋敷・通称キャベツ邸を舞台にしたファンタジー。不安を感じると小人が見えるという“悪い癖”に悩まされてきた古沼蕗は、キャベツ邸で庭師の世話係をすることになるが……。本作はゼロサムオンラインにて連載された。
アニメイトでは「春の一重」と「草かんむりと嘘つきの庭」の連動購入特典として、B5サイズ特製ビジュアルボードを用意。そのほか一部書店でも購入特典が用意されている。詳細は一迅社のサイトにて確認を。