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弘兼憲史「黄昏流星群」連続ドラマ化!佐々木蔵之介、中山美穂、黒木瞳が出演

弘兼憲史「黄昏流星群」のテレビドラマ化が決定。10月からフジテレビにて、毎週木曜22時より放送される。

1995年よりビッグコミックオリジナル(小学館)にて連載中の「黄昏流星群」は、中年、熟年、老年の恋愛を主軸に、さまざまな人間の人生観を描くオムニバスストーリー。ドラマは単行本1巻に収録されている「不惑の星」をベースに作られ、主人公のエリート銀行員・瀧沢完治を佐々木蔵之介が、瀧沢の妻・真璃子を中山美穂が、瀧沢が恋に落ちるミステリアスな女性・目黒栞を黒木瞳が演じる。

佐々木は「原作はもちろん存じておりましたが、今回改めて読ませていただきまして、あの一編をどのように全10話の連ドラにしていくのか、という楽しみがあります」とドラマ化について述べ、「登場人物みんなが裏切ろうというのではなく、それぞれがそれぞれなりに相手のことを思いながら行動して、でも、すれ違ったりもしてしまっているので、それをうまく描ければな、と思います」とコメント。中山は「私が演じる真璃子という役も最初は“黄昏期”に立ち止まっていますが、物語が進むにつれて、色んなことにぶつかり、どんどん変化していくので、その変化する姿を見せられたら、と思っています」と自身の役どころについて語った。

黒木は「まさに“純愛”です。大人だからこそ共感できるところがたくさんありました」と脚本を読んでの感想を述べ、「自分に自信が無くて自分の人生に迷っている女性が、その迷いに対する答えが見つかるのか、答えが見つからないのか? それがまさに『黄昏流星群』であり、出口のない旅を彷徨ってみたいと思います」と意気込んだ。本作のプロデューサーを務める高田雄貴は「“いい年をした”大人たちが、悩み、セカンドライフに向けて新しい道を模索してく姿を色鮮やかに描く『黄昏流星群』、ぜひご期待ください!」とメッセージを送っている。

高田雄貴(プロデューサー)コメント

「“自分の人生はこれで良かったのか、このままでいいのか…” 40を超え人生の選択の余地が狭まった時に湧き上がる思い。弘兼憲史さんの原作は、そんな黄昏世代の葛藤を切なく鮮やかに描き、多くのファンを生んで23年以上続くロングセラーになったのだと思います。卒婚、人生のリスタートといった概念が一般化した今、ようやく時代が原作に追いついたとも…。そんな本作はただのラブストーリーではありません。背負うものがある黄昏世代の恋愛には、多くの枷が立ちはだかります。家庭や職場での世間体、親の介護、思いもよらぬ病気…。本作では、そのような社会性をも色濃く映しだし、数々の名ラブストーリーを手がけた脚本家・浅野妙子さんが上質な大人のラブストーリーに仕上げてくださっています。その主人公を演じる佐々木蔵之介さんは、主人公同様に黄昏世代であり、知的なたたずまい、端正なルックス、卓越した演技力を兼ね備えた稀有な俳優さんです。男として、夫として、父として、社会人として、友人として…様々な顔をみせる“佐々木蔵之介”にご注目ください。多くの作品に出演してきた佐々木さんですがラブストーリーの出演は意外と少ないんです。満を持してのラブストーリー主演、ご期待ください!! 中山美穂さんは、娘が巣立つ喪失感の中、なんと娘の婚約者と恋愛関係に…という少しファンタジーな面もある、難しい役を演じていただきます。主婦の苦悩を繊細に演じながらも、動作の端々に少女のような一面を見せる中山さん。娘の婚約者との淡い恋を描いたシーンは、まるで一枚の美しい絵を見ているようでした。そして黒木瞳さん。自分はもう恋愛することはない…そう思っていた女性が戸惑いながらも、人生最後の恋に足を踏み入れていく様を奥ゆかしく可憐に演じてくださっています。一方、この世代が直面する過酷な現実を奥深く演じられるのも黒木さんの圧倒的な洞察力ならではだと思いました。久々のフジテレビ連続ドラマご出演、今からワクワクしております。“いい年をした”大人たちが、悩み、セカンドライフに向けて新しい道を模索してく姿を色鮮やかに描く『黄昏流星群』、ぜひご期待ください!」

木曜劇場「黄昏流星群」

2018年10月放送開始

放送情報

フジテレビ:毎週木曜22:00~22:54

キャスト

佐々木蔵之介
中山美穂
黒木瞳

スタッフ

原作:弘兼憲史「黄昏流星群」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載中)
脚本:浅野妙子
プロデュース:高田雄貴
演出:平野眞、林徹、森脇智延
制作著作:フジテレビ

(c)フジテレビ