狂ってしまったのは貴方?それとも…オガツカヅオの怪異幻想短編集「魔法はつづく」

「魔法はつづく」

オガツカヅオの単行本「魔法はつづく」が、本日7月18日に発売された。

同作はオガツが、アンソロジーコミック「シンカン」、Nemuki+(ともに朝日新聞出版)ほかにて発表してきた怪異幻想譚9編を集めた短編集。単行本では大幅に加筆修正が施されたほか、描き下ろしエピソードも収録された。

冒頭を飾る「はじめましてロビンソン」は、体が透明になっていく奇病を患った夫と、彼を心配する身重の妻を描いた作品。表題作「魔法はつづく」は、幼い頃に呪いで人を殺したいとこ同士の少年少女が、7年ぶりに再会したことから物語が動き出す。リイドカフェの「劇画狼のエクストリームマンガ学園」では、単行本に収められている作品のうち、「よふさぎさま」「こくりまくり」「しあわせになりませう」の3編を試し読み公開中だ。