三田紀房原作による実写映画「アルキメデスの大戦」のキャストが発表された。主演を菅田将暉が務める。
ヤングマガジン(講談社)にて連載中の「アルキメデスの大戦」は、第二次世界大戦時の日本海軍を題材にした歴史マンガ。海軍主計少佐として戦艦建造計画の不正を暴こうと奮闘する、天才数学者・櫂直(かいただし)の活躍が描かれる。また監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」「STAND BY ME ドラえもん」などを手がけた山崎貴が担当する。映画は2019年夏公開予定。
三田は映画化について「日本を代表する山崎貴監督と豪華な俳優陣は最高の組み合わせで、今から胸が踊ります。主演の菅田将暉さんは主人公櫂直のイメージそのもので、若き天才数字者がぴったりだと思いました」とコメント。また主演の菅田は「誰もが知っている戦艦『大和』から見えてくる日本人の性と数学から浮き出てくる果てしない愚かさに、僕はロマンを感じました。そのスケールは非常に映画らしく、そして夢と現実に生きる僕ら現代人に突き刺さる題材だと思います。今やらなければならない作品だと思いました」、山崎は「この素晴らしい仲間と共にいつも以上に熱い夏を乗り切っていきたいと思います。『大和』の巨体がスクリーンに蘇るのを楽しみにしていて下さい」と語っている。
三田紀房コメント
「アルキメデスの大戦」映画化決定はとても嬉しく思うとともに、本作を選んで頂き誠に感謝いたします。
日本を代表する山崎貴監督と豪華な俳優陣は最高の組み合わせで、今から胸が踊ります。主演の菅田将暉さんは主人公櫂直のイメージそのもので、若き天才数字者がぴったりだと思いました。
戦艦大和や数々の軍艦、海軍の様子が最新映像でどのように表現されるのか、ワクワクしながら完成の日を待っています。多くのお客様に劇場で鑑賞して頂けるよう作品を通じてアピールしていきたいと思います。
菅田将暉(櫂直役)コメント
誰もが知っている戦艦「大和」から見えてくる日本人の性と数学から浮き出てくる果てしない愚かさに、僕はロマンを感じました。そのスケールは非常に映画らしく、そして夢と現実に生きる僕ら現代人に突き刺さる題材だと思います。今やらなければならない作品だと思いました。使命感を持って臨んでいきます。
そんな緊張感の中、現場では山崎監督のニンマリ企み顔が毎日癒しです。
山崎貴(監督・脚本・VFX)コメント
戦艦「大和」建造計画を数学の力で阻止出来るのか?この不可能ミッションに臨む若き天才数学者「櫂 直」…
抜群に胸が高鳴るプロットを擁した原作「アルキメデスの大戦」に出会ったとき「これぞ映画だ!」と興奮したのを覚えています。
そしてこの戦艦「大和」が抱えていた問題を考えることは、実は今の日本という国を考えることにつながるのではないかと感じました。
日本を代表する重鎮の方々と、勢いのある若手の面々。またもや暴走する山崎組のスタッフ達。この素晴らしい仲間と共にいつも以上に熱い夏を乗り切っていきたいと思います。「大和」の巨体がスクリーンに蘇るのを楽しみにしていて下さい。
(c)2019 映画「アルキメデスの大戦」製作委員会 (c)三田紀房/講談社