ころも原作によるアニメ「恋するシロクマ」が、今夏公開を迎える映画「マイナス21℃」「ウインド・リバー」とコラボレート。白銀の世界でアザラシ君が恐怖に震える、コラボビジュアルが公開された。
「マイナス21℃」とのコラボビジュアルでは「食糧なし、装備なし 極限の8日間」という同作のキャッチコピーが、「恋するシロクマ」の世界観に合わせて「食糧ぼく? 待ったなし?? 極限の8日間!?」ともじったものに。「ウインド・リバー」とのコラボビジュアルでも、同様に「なぜ、この土地ではアザラシばかりが殺されるのか――」と原文をアレンジした言葉が飾られた。ころもが2作の映画について語った感想コメントも到着している。
なおアウトドア専門店・L-Breath新宿店では、本日7月14日より「マイナス21℃」とのコラボ企画を展開。7月21日からは来店特典として、ころも描き下ろしデザインの限定ポストカードをプレゼントするキャンペーンも実施する。
「恋するシロクマ」はオスのアザラシに一目惚れしたオスのシロクマと、シロクマに好かれてしまい命の危機を感じているアザラシという、性別や種族を超えた2匹の関係を描くアニマルBL。月刊コミックジーン(KADOKAWA)にて連載中で、単行本は4巻まで発売されている。アニメは全国の映画館約50館にて、予告上映が始まる前に流れるショート作品として上映中。7月6日からは第9話「苦しい(2)」篇が上映されている。
ころもコメント
映画「マイナス21℃」について
「嘘でしょこの状況で救助されるまでまだ5日もあるの!? これでまだあと3日もあるの!?」という絶望の連続で、実話だけにとにかく静かにゾワゾワきました。彼の過去のどうしようもない、もどかしい気持ちもものすごく伝わってくるのでヒリヒリします…。
残された時間の中での彼の選択には泣きました。
すごく深い作品ですが、ですが…! それでもやっぱりこれが実話だなんて、ただただ怖い!
映画「ウインド・リバー」について
「なぜ、この土地では少女ばかりが殺されるのか」というキャッチコピー。
連続殺人事件の話なのか、なんて安易に思って見始めましたが、全ッ然そういうことを言っているのではなかったのか…!とラストまで見て愕然としました。たくさんの理不尽が詰まっている、まさに闇を描いた作品。この事件の「始まりはどこなのか」を考えて苦しくなってしまう…。暗い空気が漂う作品ですが、ハンターのかっこ良さをこれでもかってくらい見せつけてくれる、そのギャップも好きです。
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