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映画「ドラゴンボール超」の敵はブロリー、鳥山明「ドラマチックな内容」

鳥山明原作による映画「ドラゴンボール超(スーパー)」の正式タイトルが「ドラゴンボール超 ブロリー」に決定。合わせて本ポスタービジュアルも公開された。

本作で描かれるのはそのタイトル通り、過去に公開された劇場版「ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」「ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない」などに登場したブロリーと悟空たちのエピソード。ポスタービジュアルには超サイヤ人ブルーになった悟空とベジータとともに、ブロリーの姿が描かれている。鳥山は「ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています」「悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています」とコメントを寄せた。

映画「ドラゴンボール超」は、12月14日ロードショー。なお7月20日には劇場前売券第1弾が発売に。前売り券には、鳥山自らがデザインした防寒服を着た悟空とベジータのマスコットが付いた「超神(ゴッド)チェンジストラップ」が5万個限定で付属。ストラップに付いた悟空とベジータは、温度によって髪色が黄色と青色に変化する趣向が凝らされている。

鳥山明コメント

みなさん、ブロリーって知っていますか?

昔のアニメ映画にだけ登場した、とんでもなく強いサイヤ人でデザインだけは僕が描いたらしいのですが、当時、アニメにはほとんどノータッチでしたので内容はすっかり忘れていました。

そのブロリーですが、いまだに日本だけでなく海外でも大人気だそうで、そんなことから「今度の映画はブロリーにしませんか?」と担当さんから提案されました。

当時の映画を観させてもらって、アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそうだと感じ、さっそく『ドラゴンボール超』のシリーズに組み込んで話を作ってみました。

ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています。

もちろん、すさまじい闘いを見せるだけではなく、悟空、ベジータ、ブロリーの3人がどのような運命をたどって出会うことになるのか、そしてそこに大きく関係してくるフリーザ軍とサイヤ人の歴史も描いており、とてもスケールの大きな、そしてドラマチックな内容になっています。

あの最強のサイヤ人、ブロリー登場!他にもまだまだファンの皆さんが喜ぶ内容をいっぱい盛り込んでいますので期待して、完成までもうしばらく待っててちょ!

映画「ドラゴンボール超」(仮)

2018年12月14日(金)ロードショー

スタッフ

原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明
監督:長峯達也
作画監督:新谷直大
美術監督:小倉一男

キャスト

野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、草尾毅、山寺宏一、森田成一、宝亀克寿

(c)バードスタジオ/集英社 (c)「2018ドラゴンボール超」製作委員会